海洋生物科学科
Department of Marine Bio-Science

海の環境と生物を理解し、自然と人が共存する社会を目指します
学科の特徴
研究・教員の紹介
研究紹介
沿岸漁業をサポートする
(沿岸資源培養学研究室)
瀬戸内海の資源をモデルに、沿岸漁業振興のため養殖および増殖の技術を開発しています。シロギス養殖では地域の企業とオニオコゼやキジハタの栽培漁業では県や市、漁業関係団体と連携して、実際に市場でどのような評価を受けるかまでトレースします。

新種のクラゲやイソギンチャクを発見する
(海洋系統分類学研究室)
瀬戸内海のクラゲをはじめとして、日本中から集めた珍しいクラゲやイソギンチャクを分析し、日夜新種の発見に取り組んでおります。採集・飼育・実験まで幅広い分野の研究が、フィールド、水族館、研究室などの様々な環境で進められています。(写真提供:分類学者及び水族館各位)

教員紹介
水上雅晴 講師(アクアリウム科学研究室)

水生観賞生物として利用価値の高い種の飼育と繁殖技術の確立や、アルテミアやイサザアミなど観賞魚類の餌として有用な生物の培養に関する研究に取り組んでいます。ヨウジウオ科魚類を中心に繁殖生態を解明したり、仔稚魚の生残性向上させるための飼育システムについて検討しています。
山本知里 講師(海洋哺乳類研究室)

イルカなどの海洋哺乳類の「くらし」と「こころ」について研究しています。水族館で行動観察や認知実験を行い、なぜそのような行動をするのか、周りの個体や環境をどのように認識しているのかを調べています。また、瀬戸内海に生息するスナメリの保全のため、船を使って生息域などの生態調査も行っています。
資格、主な就職・進路
学芸員
水族館、動物園などの博物館施設で調査・研究、展示などを行う専門的職員の資格です。所定の科目を修得することで卒業時に取得することができます。
食品衛生管理者・食品衛生監視員
食品加工施設での衛生管理や、公務員として食品検査や指導を行うなど、食の安全を守る業務を行う資格です。所定の科目を修得することで卒業時に取得することができます。