世界を舞台に経済を学び、
地域・地元に貢献する。

経済学部国際経済学科 Department of
International Economics

Characteristics

国際経済学科では、日本経済にとって特に重要な
アメリカやヨーロッパ諸国、
アジア、そして中国

に焦点を当てて経済の仕組み学びます。
また、海外留学や海外研修、
海外展開する地元企業への訪問
など、
国際ビジネスの現場を体験できる
実習の場も豊富にご用意しています。

世界をフィールドに、
経済の仕組みや成長について
深く学べるカリキュラム

アメリカやヨーロッパ諸国などの経済について深く学べる多彩な授業

EUやアメリカなどの欧米地域は、日本との貿易関係や日本からの直接投資など、依然として非常に重要であり、日本への影響力も大きな地域です。「EU経済論」や「アメリカ経済論」といった科目の履修や卒業研究などを通して、地域や日本との経済関係について学びます。

中国出身の教員による実践的な授業により中国の経済成長の理由や現状を学ぶ

中国は近年、最も成長を遂げ、今や世界第2位の経済大国であり、日本経済にとって最も重要な国の一つです。「中国経済論」などの講義を通して中国の経済成長の理由や現状を知ることは、日本人である私たちにとっても大変意義のあることです。

アジア地域と日本の経済関係、地域の経済発展についても学べる

東アジアを中心としたアジアは、世界の成長センターと呼ばれ、高い関心を集めており、日本の輸出市場及び投資先としても重要性を増しています。「アジア経済論」「アジア直接投資論」「アジアビジネス事情」などの講義で、地域の経済発展、ビジネス環境、日本との経済関係について学びます。

CHECK
国際ビジネスの現場を体験できる
研修・実習も豊富!

福山大学は、現在、アメリカ、中国、韓国、ブルガリア、メキシコなど10カ国、31大学と海外学術教育交流協定を締結しており、経済学部国際経済学科では、これらの協定校への留学を強く推奨しています。 毎年多くの学生が、これらの大学との交換留学制度を利用して、半年間あるいは一年間の留学に旅立っています。
そして、帰国後、彼らが留学中の充実した海外経験の魅力を在校生に伝えることで、新たな留学希望者が生み出されるという好循環が起きています。

PICK UP授業紹介

国際貿易論

近年、ますます重要となるグローバル化を経済学的に捉えていきます。
国家間における貿易政策や生産要素移動、経済統合について勉強し、学生が国際経済に関する時事問題について意見を述べることができることを目指します。

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国際金融論

教員が90分間、学生に一方的に講義をする時代は終わりました。
若い人たちは投資の経験がないので、金融市場を理解するのは難しいです。そのため、この授業では、市場のシミュレーション活動などのアクティブ・ラーニングを通じて、双方向の授業を展開しています。

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FIND WORK

就職・キャリア支援

就職内定率

100%

※2022年実績

390

目指す進路

<グローバルな現場で活躍する人材を多数輩出>

民間企業の国際部門、航空・運輸業界、旅行業界、ホテル業界など

<大学院で一層の研鑽を積み、さらなるスキルアップも可能>

国内の有名大学院への進学者多数

主な就職・進学実績

(株)広島銀行、(株)三菱東京UFJ銀行、SMBC日興証券(株)、(株)JTB、福山通運(株)、JFEスチール(株)、名鉄ゴールデン航空(株)、(株)エフピコ、ツネイシホールディング(株)、日東製網(株) 福山ガス(株)など

<大学院進学>

福山大学、東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、神戸大学、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、大阪市立大学、グラスゴー大学(英) など

GRADUATES卒業生の声

広島銀行松永支店

植木 理歩 さん

国際経済学科2017年卒業 /
広島県立福山明王台高等学校 出身

国際経済学科では英語や為替・金利の動きなどまさに国際経済について勉強していたのですが、今は銀行で海外送金や輸出・輸入、海外向け保証書の発行などの外為業務に携わっています。入行時に既に外為の仕組みや英語の理解がありましたので、そのおかげで仕事を円滑に進めることができていると思います。

取得できる資格・免許

HSK(漢語水平考試)
中国語圏での研修や留学を目的に中国語学習を奨励しています。

TOEICテスト
英語圏での研修や留学を目指して英語力アップのための方策を多数講じています

RESEARCH

研究

フィリピンが病人から虎へ早川達二研究室

かつて経済政策の失敗、政情不安などから「アジアの虎」ではなく「アジアの病人」と呼ばれたフィリピンは、このところ世界でも有数の高い成長率を達成するようになりました。所得の不平等、雇用の不足、無くならない貧困などの課題は残っていますが、調和のとれた経済政策が維持される限りにおいては、現況はフィリピンの経済成長にとって好ましいと言えます。現政権は開発課題の解決のために活発なインフラ投資を推進しています。

アジア太平洋経済論足立研究室

現在グローバリゼーションの進展により、ヒト・モノ・カネ・情報は自由に行き来しています。特にアジア太平洋地域は、多くの備後地域の企業が生産拠点をシフトさせるなど重要性が増しています。アジア太平洋経済論ではダイナミックに成長を続けるASEANやオセアニア地域の経済やビジネスを中心に学びます。学生には頭の中を地球儀に変えて、教科書を学ぶだけでなく、自ら海外を体験することでStreet Smartな人材に育ってほしいと思います。

FACULTY教員紹介

鍋島 正次郎 准教授

国際経済学科 准教授

多くの日本人移民の受け入れ先であり、日本と深い歴史的つながりを持つ一方で、これまで多くの日本人にとってあまりなじみ深かったとはいえない中南米地域は、近年経済発展が著しく、国際的にも存在感と発言力を増しつつあります。そのような中南米地域の社会や経済について学び、その活力の源を探ると共に、この地域が抱える貧困問題や、経済発展に伴い顕著になりつつある格差問題などについても考えます。

高山 和夫 准教授

国際経済学科 准教授

経済のデジタル化、グローバル化が進む中で、経済社会の構造が大きく変わろうとしています。そのような中、国際間の経済比較をする上で重要な経済指標であるGDP(国内総生産)についての改訂に向けた議論が交わされています。私は、このGDPについて長く実務に関わり、研究を重ねています。また、我が国における公的統計制度のあり方に関する研究や、産業連関表から供給・使用表(SUT)への移行に関しての研究を行っています。