税務会計学科
Department of Tax accounting

理論と実践を広く理解するビジネスパーソンを育成!
経営と会計を中心に学ぶ学科です。実例を交えながら理論を解説します。企業や産業を分析する能力を身につけて、金融機関、経理、営業、企画部門で活躍したい人を歓迎します。
学科の特徴
研究・教員の紹介
研究紹介
備後経済研究(張 楓研究室)
「ものづくりの玉手箱」とも称賛されている備後地域(福山市・府中市・尾道市・三原市)の産業集積地としての産業発展過程・メカニズム及び問題点、今後の可能性について大都市圏域や代表的な地方工業地域(長岡、諏訪、浜松、広島など)との比較を視野に探ることを目的とします。具体的には繊維産業や木工産業など伝統産業から、造船業や産業機械産業、工作機械産業、さらに半導体搬送装置(ロボット)産業など近代産業を取り上げ、地元のオンリーワン・ナンバーワン企業の事業展開を交えながら、詳細に考察していきます。

税法研究(白木 康晴研究室)
滞納となった租税の徴収に関する研究について、今回、その一端を紹介したいと思います。事業を行っている者にとって、敷金を差し入れて建物を賃借することは普通のことですが、事情により国税を滞納したら、敷金返還請求権も差押えの対象となる財産に含まれます。ここで、建物の所有者が代わり賃貸人に変更が生じた場合や賃借人自体も賃借権を譲渡して賃借人に変更が生じた場合、敷金返還請求権はどうなり、また、差押えの効力はどうなるのかといった問題が発生します。現実の世界においてこのような事態が発生するのは珍しくありません。これらの問題について、主に判例を参考にしながら一定の方向性が出るように研究を行っています。

教員紹介

簿記・会計の知識は国民経済や企業経営にとって必要であることはもちろん、社会人に必要不可欠な素養の一つにもなっています。とくに国際会計基準(IFRS)の出現による会計基準の世界共通化が急激に進む中、ますますその重要性が増しているといえるでしょう。まずは簿記の勉強からはじめ、のちには経理などの事務職をもとより、税理士や公認会計士などの職業会計人も目指してみませんか。

経営には、会社の経営者や管理職だけではなく、会社で働く誰もが携わることになります。「経営組織論」や「人的資源管理」は、皆さんが職場で直面するさまざまな問題に対し、分析視点と解決のヒントを提案してくれます。まず重要なのは、マネジメントの視点を持つことです。これは、問題の所在を「誰か」のせいにするだけではなく、「組織にある」と捉えることです。そして、経営学の諸理論を踏まえ、組織の運営がうまくいく方法を試していくのです。経営学は、将来、皆さんが会社で活躍するのに役に立つでしょう。
資格、主な就職・進路
資格
税理士試験 高等学校教諭一種免許状(商業) 簿記検定試験 PC検定試験 文部科学省認定 秘書技能検定試験 証券外務員資格試験 販売士検定試験 マイクロソフト オフィス スペシャリスト ビジネス能力検定試験
主な就職
・㈱広島銀行 ・野村證券㈱ ・しまなみ信用金庫 ・広島信用組合 ・備後信用組合 ・両備信用組合 ・岡山西農業協同組合 ・倉吉信用金庫 ・尾道商工会議所 ・青山商事株式会社 ・サントリービバレッジサービス株式会社 ・西日本旅客鉄道株式会社
・㈱ハローズ ・㈱エブリイ ・JA福山 ・JA三原 ・JA岡山西