人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

【#心理学科】59名の卒業生、おめでとうございます!

【#心理学科】59名の卒業生、おめでとうございます!

学位記授与式から少し経ち、卒業生は新生活の準備に追われていることと思います。心理学科では、今年度59名の卒業生が門出を迎えました。今回のブログでは、心理学科の学位記授与式当日の様子を、オンラインによる卒業研究発表会の報告と合わせてお伝えします。報告は、山崎理央教授が担当します(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

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心理学科の山崎です。

3月20日(日)に、学位記授与式が挙行されました。心理学科の卒業生59名の皆さんも、このめでたい日を迎えました!

コロナ禍が始まって2年。感染予防対策のため、遠隔授業が主となる時期が続きました。やがて少人数の授業は対面での実施も徐々にできるようになり、毎週のゼミは仲間と顔を合わせる貴重な時間でしたね。しかし、今年度は卒業研究発表会もオンラインでの実施となりました。例年は複数のゼミで合同実施をしている卒業研究発表会ですが、昨年度は対面ではあったものの、三密を避けるために各ゼミ単独での実施でした。

また、今年度は対面・複数ゼミ合同実施を計画していたのですが、年明けからオミクロン株の流行が深刻化。それでも、ゼミ同士の交流と、他流試合の側面もある卒業研究発表会だけは、何とかそれらの要素を活かすために、今回はZoomミーティングを利用した初のオンライン開催をすることに!

学生がそれぞれに取り組んだ実験や調査には、コロナの時期ならではのZoomやQualtrics、Google Forms等のオンラインツールを活用したものも多かったです。また、Zoom上でのオンライン卒業研究発表会では、各発表者がスライドを画面上に提示しながらプレゼン、質疑応答を進めました。

<卒業研究発表会の様子 (画像は一部加工しています。)>

 

学位記授与式は、大学会館ホールにて2部に分かれて実施されました。心理学科を含む人間文化学部の学位記授与式は午後から始まりました。

式典に続いて、学科長の赤澤淳子教授から一人ひとりの卒業生へ、直々に卒業証書が授与されました。1人目は、今回3年生で早期卒業を果たした宇山真依子さん(島根県立安来高等学校出身)。新年度からは、本学大学院人間科学研究科の心理臨床学専攻に進学し、公認心理師資格取得に向けて新たな一歩を踏み出します。

<卒業証書を受け取る宇山さん>

 

また、山本美優さん(広島県立福山明王台高校出身)は成績優秀により学長賞(学業部門)を受賞し、学位記授与式における心理学科の学生総代も務めました。道法政瑛さん(呉市立呉高等学校出身)も学長賞(社会活動部門)を受賞し、稲葉美月さん(岡山県立倉敷青陵高等学校出身)は成績優秀により学部長から特別に賞を授与されました。

さらに、人間文化学部の学生サポーター(学生同士の仲間による支援=ピア・サポートを実践する学生主体の活動)は、心理学科のメンバーとしては25名が2年間活動し、シニア学生サポーターに認定されました。

皆さん、おめでとうございます!

<学生サポーターの認定証の例>

 

晴れて卒業の日を迎え、これから広島県内外、様々な職種、進学などなど、それぞれの道を歩んでいく皆さん。激動の時代が続きますが、心理学の学びを通して培った多角的で柔軟な視点を活かして、たくましく、そしてしなやかに、これからの人生を謳歌してください。

<学位記授与式当日のスナップの一部です(撮影時のみマスクを外しました)>

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卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。コロナ禍による様々な制約のあった大学生活でしたが、様々なツールを駆使しながら、勉学や様々な活動に向かい合った、たくましい新世代です。皆さんの4月からの活躍を、心から応援しています!

 

 

学長から一言:心理学科から巣立っていく59名の皆さん、おめでとうございます。この2年間は、思い通りにならなかったことも多かったことでしょう。しかし、皆さんは困難を一つ一つ乗り越え、晴れて卒業を迎えたのです。コロナ禍などに出くわさなかった人たちに比べて忍耐強くなり、また特別な経験を積んで来たはずです。それはこの先、たぶん得難い財産として皆さんに福をもたらしますよ。

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