人間科学研究科

Graduate School of Human Sciences

開講科目

人間科学研究科では、平成30年度から公認心理師の資格取得に対応した科目を開講しています。

  1. 研究指導教員の心理臨床学特別演習Ⅰ・Ⅱ(4単位)を含む必修科目ならびに選択科目と合わせて30単位以上を修得しなければならない。
  2. 修士(心理臨床学)の学位を取得するためには,特別演習の内容を修士論文として公表する。
  3. 公認心理師の受験資格を得るためには,①~⑩の単位を取得する必要がある。
  4. 臨床発達心理士の受験資格を得るためには,◎の単位を取得する必要がある。
  5. 高等学校教諭専修免許状(公民)取得のためには,○のうち24単位以上を取得する必要がある。

カリキュラムマップ

公認心理師の受験資格を得るには、特定分野での実習が必修となります。

本研究科では、臨床実践に求められる心理臨床的態度や知識を身につけるために、模擬患者を相手にしたロールプレイを行っています。

また、学内外の実習に参加するにあたり、学生の能力と適性を評価するための実技試験を導入しています。

学長室ブログ「公認心理師への道:模擬面接」(2018年8月9日)。

主な実習機関

・保健医療分野:精神障害、発達障害の治療にあたる病院や多様な診療科を有する総合病院

・福祉分野:子どもの療育を行う児童福祉施設

・司法犯罪分野:矯正施設

上記に加えて、「心理学科附属こころの健康相談センター」において、学内実習を実施します。

学位審査

標準パターンである2年で修士(心理臨床学)の取得を目指す場合、以下のスケジュールで審査が進みます。上のカリキュラムマップを合わせて参考にしてください。

修士課程1年次

予定
5月 指導教員等の決定/研究テーマの決定/研究計画の立案
7月 修士論文研究計画書の提出
※5,000字程度で作成。指導教員と副指導教員の署名を添えて、学生が指導教員に提出。
2月 修士論文中間発表会①(4年で学位取得を目指す場合は,在籍2年目・3年目での発表も可)

修士課程2年次

予定
5月 主査・副査の決定
9月 修士論文中間発表会②
12月 修士論文仮提出(主査・副査による査読)/修士論文の修正
※提出資格:修士課程に2年以上在学し,所定の単位(30単位)以上を取得見込みで,研究指導を受けた者。
1月 修士論文の提出
※提出書類:①修士論文3部、②修士論文抄録(電子ファイル、プリントアウト)、③業績リスト(電子ファイル,プリントアウト)、④学位申請書(別記様式、研究科長の印はない状態で提出。)
2月 学位論文公聴会(口述試験)/審査結果の承認(研究科委員会)/指導教員より合否通知
3月 修了(学位授与)
※学位記授与式は3月20日(取得できる学位は、修士(心理臨床学)となります。)

学位論文の審査基準

大学院人間科学研究科学位審査細則第3条に則り,本研究科において修士号を授与される者は,下記の要件の全てを満たした上で,修士論文について口答または筆答の最終試験を受け,合格した者とする。

1)学則に規定された単位を修得または修得する見込みが確実な者

2)修士論文作成に関する指導を受けた者

 上記2)については,「心理臨床学特別演習Ⅰ」及び「心理臨床学特別演習Ⅱ」の単位取得をもって,基準を満たしたと認定する。
 「心理臨床学特別演習Ⅰ」は,指導教員と副指導教員の各1名が,修士論文研究計画と修士論文中間発表会①の各項目について,5点満点,計25点満点で評価し,修士論文計画と修士論文中間発表会①の評価の合計100点満点中60点以上を取得した者に,単位を与える。各点数の評価基準については,別に定めるルーブリックを使用する。
「心理臨床学特別演習Ⅱ」は,指導教員と副指導教員の各1名が修士論文中間発表会②の各項目について,5点満点,計25点満点で評価し,指導教員と副指導教員が修士論文評価の各項目について,10点満点,計50点満点で評価する。修士論文中間発表会②と修士論文評価の合計100点満点中60点以上を取得した者に,単位を与える。各点数の評価基準については,別に定めるルーブリックを使用する。
 なお,「心理臨床学特別演習Ⅰ」及び「心理臨床学特別演習Ⅱ」の評価は,90〜100点を秀,80〜89点を優,70〜79点を良,60〜69点を可,60点に満たない者を不可,の5段階の評価とする。
 最終試験については,修士論文を学位申請年度の1月末日に提出し(細則第2条),主査と副主査の各1名の査読を受けた上で公聴会において論文内容を発表し(細則第8条),口答または筆答による最終試験により合否を決定する(細則第7条)。その際,主査と副主査のそれぞれが,修士論文公聴会における各項目を5点満点,計50点満点で評価し,両者の合計得点において60点以上を取得する必要がある。各点数の評価基準については,別に定めるルーブリックを使用する。
 それぞれの評価項目については,下記に詳細を示す。

  • 「心理臨床学特別演習Ⅰ」
  •  【修士論文研究計画】(M1・7月)
    •    1.問題設定:問題設定が明確で実現可能性があるか。
    •    2.目的:問題に即した目的が示されているか。
    •    3.方法:目的に沿った研究方法が示されているか。
    •    4.先行研究:国内外の研究を引用しているか。
    •    5.研究倫理:研究倫理は守られているか。
  •  【修士論文中間発表会①】(M1・2月)
    •    1.問題設定:問題設定が明確で独創性があるか。
    •    2.目的:具体的な目的が示されているか。
    •    3.方法:研究方法が具体的かつ正確に示されているか。
    •    4.先行研究:先行研究における知見や課題が整理されているか。
    •    5.プレゼンテーション:プレゼンテーションの方法が適切であったか。
    •  
  • 「心理臨床学特別演習Ⅱ」
    •  【修士論文中間発表会②】(M2・9月)
    •    1.問題設定と目的:論理構成は明確か。
    •    2.方法:具体的な研究方法が示されているか。
    •    3.結果と考察:研究の成果が示されているか。
    •    4.プレゼンテーション:プレゼンテーションの方法が適切であったか。
    •    5.質疑応答:質問に対して適切に応答できたか。
  •  【修士論文評価】(M2・1月)
    •    1.問題設定と目的:問題と目的が明確か。
    •    2.方法:正確かつ再現可能か。
    •    3.結果:明瞭で適切か。
    •    4.考察:深く考察できたか。
    •    5.論文としての体裁:適切な日本語表現を用い,心理学の論文としての条件を備えているか。
    •  
  •  「最終試験(修士論文公聴会)」(M2・2月)
    •    1.問題設定:問題意識が明確であり,学問的意義と独創性を有しているか。
    •    2.目的:研究の目的は明確か。
    •    3.方法:再現可能な方法が正確に記述されているか。
    •    4.結果:分析結果が明瞭に示されているか。
    •    5.考察:目的に照らした考察が行われているか。
    •    6.実践性:研究テーマが社会に関わる実践的な内容となっているか。
    •    7.発展性:その研究分野の発展に寄与しうるか。
    •    8.研究の公表:その研究の一部をすでに公表しているか。
    •    9.プレゼンテーション:プレゼンテーションの方法が適切であったか。
    •    10.口頭試問:試問に対して適切に応答できたか。

各書類のフォーマット

各書類のフォーマットは、下記からダウンロードできます。見本を参考にして作成できます。

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