【工学部】Ogaki Mini Maker Faire 2022 に自動運転電気自動車などを出展!

【工学部】Ogaki Mini Maker Faire 2022 に自動運転電気自動車などを出展!

福山大学工学部の福山大学 Makers (福山大学工学部の学生・教職員のグループ)が、12月3日(土)と4日(日)に開催されました Ogaki Mini Maker Faire 2022 に、自動運転電気自動車、テレポートドレッサー、GamePoyno2、二酸化炭素濃度警報装置を出展しました!このことについて、工学部山之上教授から紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。


Maker Faireは様々な分野のつくり手「Maker」たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するDIYの祭典です(2018.08.10の学長室ブログ)。Mini Maker Faireはコミュニティが主催するローカル版であり、Ogaki Mini Maker Faireは隔年で、大垣のソフトピアジャパンのセンタービルで開催されているMini Maker Faireですが、今年のOgaki Mini Maker Faire 2022は、12月3日(土)と4日(日)に、物理空間とデジタル空間の両方で開催されました(https://www.iamas.ac.jp/ommf2022/about/)。

2022.06.23の学長室ブログにおいて、工学部のみらい工学プロジェクトで製作した人が乗ることができる自動運転電気自動車の自動運転が成功したことについて報告しましたが、この自動運転電気自動車と、山之上が作成したテレポートドレッサー(2020.09.15の学長室ブログ)と、工学部スマートシステム学科で開発されたGamePoyno2(2019.08.02の学長室ブログ)と、工学部で開発された二酸化炭素濃度警報装置(2021.10.13の学長室ブログ)を、Ogaki Mini Maker Faire 2022 で出展してきました(福山大学Makers)。

みらい工学プロジェクトのTAとして、学生による自動運転電気自動車の製作を手伝ってもらった情報工学科の井上颯太君(広島県立尾道商業高等学校出身)にも出展を手伝ってもらいました。自動運転電気自動車は、来場したお客様にも乗っていただきました。写真は、来場者が自動運転電気自動車に乗っている様子です。

当日、自動運転のためのデータ取りがなぜかできなくなるアクシデントに見舞われましたが、急遽、自動運転をあきらめてスマホで運転する方針に切り替え、井上君や私(山之上)が遠隔運転したり、乗ったお客様に直接運転してもらったりすることで、無事、展示を行うことができました。

会場の入り口の一つのすぐ外で、この自動運転電気自動車の展示をさせていただき、天候にも恵まれ、子供から大人まで、大勢の来場者に乗っていただき、大人気でした。このイベントのスタッフの一人からは、この自動運転電気自動車が一番楽しい、と言っていただきました。

福山大学の自動運転電気自動車に乗っている来場者1

福山大学の自動運転電気自動車に乗っている来場者1

福山大学の自動運転電気自動車に乗っている来場者2

福山大学の自動運転電気自動車に乗っている来場者2

すぐ隣では、人工知能を使ったラジコン模型の自動運転電気自動車の展示が行われていました。お陰様で、それと同様に人工知能を使った我々の自動運転電気自動車の説明がやりやすく、助かりました。また、このグループの方々から、いろいろ教えていただきました。併せて、我々の他の展示であるテレポートドレッサー、GamePoyno2、二酸化炭素濃度警報装置も多くの来場者に興味深く見ていただきました。

OMMF 2022では、他に100ブースを超える展示の他、21件の発表会(プレゼンテーション)や7件の製作会(ワークショップ)も行われました。この中には他大学や他大学の学生の展示や発表も多くありました。福山大学も今後、引き続きMaker Faireに参加できると嬉しいと思います。

 

 

学長から一言:作る方も見る方も、「ものづくり」大好き人間揃いのMaker Faireだったのでしょう。わが工学部が腕によりを掛けて作り上げた作品群を展示したり動かしたり、大垣の現地で実際の活動に従事した山之上教授と日頃からみらい工学プロジェクトのアシスタントを務めている井上颯太君、たいへんお疲れ様でした。御蔭で、会場に集まった方々に福山大学工学部についての良いアピールができたことでしょう。