【国際交流】留学報告会&奨学金授与式を行いました!

【国際交流】留学報告会&奨学金授与式を行いました!

今春(1月~3月)、無事に留学から帰国した学生が松田学長及び冨士副学長並びに国際センターの教員に留学報告をした後、松田学長から奨学金が授与されました。その様子について、国際交流課の神原がお届けします。

本来であれば、帰国後すぐに行う予定でしたが、今般の新型コロナウイルス感染症が全国的に流行し、その影響拡大を懸念し、本学では6月20日(土)まで遠隔授業を行っていたためにこの時期の開催となりました。また、通常は学長室で行うのですが、今回は〝三密″を避けるために換気がしっかりできる広い部屋(特別閲覧室)で行いました。

中国の協定大学・江西師範大学に、2019年2月から1年間の交換留学をしていた濵田侑弥さん(経済学部税務会計学科)です。福山大学から同大学へ交換留学に行ったのは彼が初めてです。日本人が比較的少ない地域ですので、語学の勉強にはもってこいと思い、留学を決意しました。食べ物が凄く辛く最初は苦労したようですが、新型コロナウイルス感染症が蔓延する前に留学の課程を修了することができました。今度は、英語圏に留学してみたいと新たな目標を語ってくれました。

中国の協定大学・対外経済貿易大学に、2019年8月から交換留学をしていた流尾智也さん(経済学部国際経済学科)です。彼は、当初1年間の予定で交換留学をしていましたが、中国において新型コロナウイルス感染症が拡大し、対外経済貿易大学は学生の入校が禁止されたために半年間で中断を余儀なくされました。とても残念ですが、彼の的確な判断力と行動力で感染することなく無事に帰国することができました。帰国前はバタバタと少し大変だったようですが、2度目の交換留学(1回目はブルガリアに1年間交換留学)ということもあり、持ち前の語学力で乗り切りました。

米国の協定大学であるカリフォルニア州立大学サンマルコス校に、2020年2月末から約4週間の語学研修に参加していた舩岡恭吾さん(上の写真:経済学部経済学科)と吉原誠人さん(下の写真:生命工学部海洋生物科学科)です。2人はもともと英語は苦手でしたが、知っている単語や身振り手振りで伝えたいことを話し、現地教員、ホストファミリー、友達とコミュニケーションを取っていました。帰国直前にカリフォルニア州はロックダウンされましたが、現地大学のスタッフの方々が適切にご指導してくださり、無事に帰国することができました。今後も英語の勉強を続け、将来は英語を使う仕事に就きたいと目標を語ってくれました。

松田学長、冨士副学長、早川国際センター長並びに許副センター長からは『今回の留学・語学研修では、新型コロナの影響で普段は体験しないような大変なこともあったと思いますが、皆さん何事もなく無事に帰国できて本当に良かったです。皆さんの体験記を読むと、語学だけでなく多くのことを吸収したことが分かります。この経験を糧に今後の人生に活かしてください。そして、後輩に海外経験の魅力を発信してください。』と労いと激励の言葉がありました。

学生の体験記はこちらから確認できます。なお、就職活動等で今回の報告会&奨学金授与式に参加できなかった学生の体験記も載っていますので、是非ご覧ください。

 

学長から一言:新型コロナウイルス感染症の拡大と重なり、大変な留学の終わり方になった学生がほとんどでしたが、皆さん、国際交流課の職員からの指示をしっかり受け止め、的確な行動をとってくれました。。。これも素晴らしい成長の糧になったと思うことにしましょう!体験記は学生たちの成長のあかし、ぜひ読んであげて!!!