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薬剤情報解析学研究室

薬剤情報解析学研究室

薬剤情報解析学研究室では、医療現場における問題点をテーマとして、薬剤師業務から薬物療法に関するものまで、幅広く取り組んでいます。

研究内容

1.キノロン系抗菌薬と金属カチオンの相互作用の回避

キノロン系抗菌薬を一部の医薬品に含まれる金属カチオンと一緒に併用すると相互作用により抗菌作用が減弱することが知られています。それを回避する目的で抗菌薬の構造をピボキシルエステルとして合成しました。ところが、ピボキシルエステルは体内で代謝され分岐脂肪酸になり、その分岐脂肪酸により低血糖症状を起こし、後遺症に至る症例が報告されています。そこで、ピボキシルエステルに替わる安全な医薬品の開発をしています。

2.処方監査能力向上のための教育手法の開発と評価

処方せんに疑問や不明点等があった場合、薬剤師は処方した医師に問合せを行う必要がありますが、これを疑義照会と呼びます。医療過誤防止の面で疑義照会は重要な薬剤師業務です。適切な疑義照会を行うためには処方監査能力を高める必要があります。そこで、これまでの処方せん疑義照会のビッグデータを解析し、処方監査能力向上のための教育ツールを開発しています。また、処方監査時の視点行動を解析し、処方監査能力の評価法を検討しています。

3.ジェネリック医薬品の品質評価

医療費の削減目的で安価なジェネリック(後発)医薬品の普及が進んでいます。ジェネリック医薬品は先発品(先に発売された医薬品)と同じ薬効成分を含んでいますが、添加物や製法はメーカーにより異なっており、全く同一の医薬品とは言い切れません。メーカーによっては薬を飲みやすく改良した製品もあります。そこで、各メーカーの製品の品質について様々な角度から検討を行っています。現在はドライシロップや腸溶性製剤に関する研究を行っています。

研究業績
(researchmap研究者情報)

スタッフ
(教員紹介)

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前田頼伸教授
五郎丸剛准教授