【経済学部】98名の学生がビジネス能力検定3級に合格!

【経済学部】98名の学生がビジネス能力検定3級に合格!

7月4日(日)に行われたビジネス能力検定(B検 ジョブパス)3級に、経済学部の学生98名が合格しました。結果の詳細と対策講座の様子について、学長室ブログメンバーの野田がお伝えします。

 

まずは試験結果をご覧ください。

98名が合格!合格率も全国平均を上回りました!

今年度のビジネス能力検定3級対策講座は昨年度に引き続き、経済学部経済学科野田が担当しました。対策講座は新型コロナウイルス感染症対策のため、すべてオンラインで実施しました。昨年度は前期試験が中止となったため、今年度も無事に試験が実施できるのかがわからず、少し不安な中での講座スタートとなりました。さらに、オンラインでは学生の皆さんの取り組みの様子や反応がわかりにくい点も気がかりでしたが、98名が合格という結果になり、対策講座を担当した者としてはホッとしています。皆さん良く頑張ってくれました!

対策講座はすべてオンラインで行いました!

3級の試験は、昨年度から問題の傾向が少し変わってきていると感じます。特に、時事問題では、暗号資産やDX(デジタルトランスフォーメーション)、SNSやドローンに関するものなども出題され、今後も時代の変化に合わせて試験対策を行う必要があるでしょう。今回は、そもそも用語の意味を理解していなければ解けない問題もあったため、キーワード集を作りました。

頻出用語をまとめたキーワード集を作りました!

対策講座を受けた学生からは、「キーワード集が役立った」「録画を何度も視聴できたため、しっかり復習できて良かった」「合格できて本当に嬉しい。次は2級を目指します!」といった声を聞くことができました。

残念ながら、今回は12名の学生が惜しくも不合格となってしまいましたが、ほとんどの学生が合格ラインの70点まであと数点というところでした。後期は、12月の試験に向けて2級の対策講座がメインとなりますが、3級の対策講座も引き続き受講することができます。なお、2級の対策講座は経済学科佐藤彰三教授が担当します。佐藤教授は、過去数年分の受験結果を分析し、対策講座の準備を進めていますので話を聞いてきました。

2級の対策講座を担当する佐藤彰三教授

佐藤教授:
「前期ビジネス能力検定3級を受講し、7月に受験された皆さん、全国の合格率を3ポイント近く上回る成績でした。よく頑張りました。昨年度の3級同様に、すばらしい成績ですね。いよいよ後期、2級は私(佐藤)が担当します。ビジネス能力検定は、社会人として必要な心構えやスキルを身につけるものです。資格の取得は就活にも有利で、ビジネス能力検定はエントリーシートにも堂々と記載できる資格です。昨年度の2級試験結果を分析すると、残念ながら合格しなかった人はビジネス常識と時事・社会に課題があるようです。また、出題傾向はビジネス用語や情報関係、データの読み方などにシフトする傾向にあります。現在、皆さんが7月に受験した3級の試験結果も分析しながら、資料を作成中です。2級と3級では、出題される問題の形式も少しずつ異なっています。講義は遠隔となりますが、出来る限り、こうした出題傾向や注意点などを試験対策として情報提供に努めます。一緒に頑張りましょう。」

過去の受験結果を分析し、対策講座の内容を考えています!

問題の出題傾向も分析しています!

後期も皆さんの受験をしっかりサポートしていきます。ここ数年、資格取得・検定合格に向け、前向きに取り組む学生さんが増えたように思います。多数の資格を取得して卒業する先輩もいます。ビジネス能力検定に加え、ファイナンシャルプランナー、証券外務員、簿記検定、TOEICなど様々な資格・検定にも、是非在学中にチャレンジしてください!

 

 

学長から一言:経済学部在学中に取得可能な多くの資格の一つ、「ビジネス能力検定」の試験に関する好ましい結果報告、嬉しい記事です。受験準備のための講座を独自資料の作成から実施して下さる野田講師そして佐藤教授のきめ細かな指導の賜だと思います。こうした一つ一つの積み重ねが、本学の教育に対する学生や社会からの信頼や期待を形作っていくのでしょう。さあ、後期の検定ではまたどんな良い結果を聞かせてもらえることでしょう。楽しみです。