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経済学科

野田 光太郎(のだ こうたろう)

職 名 講師
学 位 修士(スポーツ科学)
専門分野 スポーツマネジメント、スポーツ産業学
担当科目 コーチ学、スポーツ経済学、経営入門
メッセージ エンターテインメント産業でのスポーツの活用に関心を持っています。 スポーツ選手の活躍の場は、競技の中だけでなく、シルク・ドゥ・ソレイユなど世界を代表するエンターテインメント産業にも広がっています。こうした動向に注目し、スポーツ産業を広く捉えた議論を展開していきたいと考えています。 また、グローバル状況の下で、とくにマイナースポーツが国際的に普及していく過程にも関心を持っています。

 研究者情報 

Fukuyama Univ Ver. researchmap

男子新体操海外派遣事業の分析

男子新体操は、競技スポーツの国際的活躍が明確に求められるようになってきた2001年前後から、国際的な競技の普及を目指し海外に指導者を派遣してきました。しかし、この事業に関しては、その概要や事業が2006年前後に終了した事情などが十分に明らかになっていませんでした。そこで、日本発祥のマイナースポーツとして国際化に取り組んだ男子新体操指導者海外派遣事業の概要を明らかにし、また、事業にかかわった指導者たちが認識する問題点や今後の課題を分析しました。

競技経験者を対象としたPAC分析による男子新体操イメージの検討

競技が選手などにどのようなイメージで捉えられているのかを探るひとつの方法として、PAC(Personal Attitude Construct、個人別態度構造)分析を用いました。 PAC分析は、統計的な手法と事例記述的な手法の両方が含まれた研究法です。個人的な経験や心理状態だけでなく、経験が行われる場や関係性を理解するといった目的に至るまで、幅広い問題意識に適した手法として活用されています。この手法を用いて、男子新体操のイメージについて考察しました。男子新体操はスポーツ・身体表現・エンターテインメントなどの多領域に関わるため、競技の特性や分類を選手個人がどのように理解しているのかを探りました。