生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生物工学科】2019年をふり返って

【生物工学科】2019年をふり返って

生物工学科長です。2019年の生物工学科を、10大ニュース風にふり返ってみます。

次世代シーケンサ本格活用

グリーンサイエンス研究センターに次世代シーケンサ(NGS)が導入されてはや2年。2019年はNGSが、研究に教育にと本格的に活用された1年になりました。こちら

韓国・木浦大学との国際シンポジウム

本学科の佐藤准教授とグリーンサイエンス研究センターの中越教授が中心となり、韓国国立木浦大学島嶼文化研究院と2国間シンポジウムを行い、同研究院とグリーンサイエンス研究センターが研究教育協定を締結しました。こちら

山本覚教授が罠猟狩猟免状を取得

本学科の山本覚教授(生命工学部長)がわな猟狩猟の免許状を取得しました。当学科の瀬戸ブドウ園がイノシシ被害が甚大で、その窮状をなんとかしようとわな猟狩猟免許を取られたものです。ただし、取得後にイノシシを捕まえたという話は聞きません。こちら

大学祭で骨やラオスを展示

2019年の大学祭(三蔵祭)では、生物工学科初の試みとして『大ホネ展』、『透明標本展示』、『ラオス展示』等を行いました。当日の展示オペレーションには課題も散見されましたが、「面白い!」と言っていただける方も多く、良かったと思います。また来年。こちら

東村葡萄園が開園

2019年春に、福山大学東村葡萄園が開園しました。大学近くの田んぼだったところを土地改良し、主に生物工学科の吉﨑准教授と学生さんがマスカット・ベーリーAを植えて育てています。数年先には収穫して、世界に誇れるワインになる日を夢見ています。学報162号4ページをご覧下さい。こちら

せらワイナリー

学科初のワイン人材として、醗酵研を今年卒業した橋本君がせらアグリパークに就職し、初めて同ワイナリーでワインを醸しました。こちら。 また、今年も久冨教授の福山バラ酵母による備後ワインの仕込みが行われました。こちら

里山経済論・藻谷浩介先生の教養講座

生物工学科の行事ではありませんが、生物工学科が言いだして大学全体の取り組みに昇華した『里山』に関して、教養講座で里山経済論の藻谷浩介先生による講演会が開催されました。非常に意表を突くご講演で、強い印象を受けました。こちら

バラ酵母パン種発売へ

生物工学科久冨教授によって福山市のバラから採取したバラ酵母のパン種が、一般販売になりました。同研究室が長年にわたり福山市のバラ園から採取・分析を続けてきた研究成果が、一般の方達にもお届けできるようになった事は大きいと思います。学報162号の3ページをご覧下さい。こちら

佐藤先生の研究がヤフーニュースに

生物工学科の佐藤准教授のアザラシ、アシカ、セイウチの進化に関する研究が、各種メディアに取り上げられました。その中にはヤフーニュース(サイエンス)やNHKのTV報道も含まれています。NHKのニュースでは宮島水族館がたくさん出てきましたので海洋生物科学科の研究だと思われないか、心配です。生物工学科の研究成果です。こちら

ラオス醸造研修

学科10大ニュースの最後になりますが、やはり今年最大のニュースは12月に行われたラオス醸造研修です。ラム酒製造の現場を体験するほか、ラオス国立大学農学部と交流したり、多彩なプログラムでした。ラオス国立大学農学とは発展的な関係が構築できそうで、今後教育や研究でより一層の交流が期待できそうです。こちら

番外編

それ以外にいくつか。

まず、山本覚教授が4月から生命工学部長に就任しました。また5年間務められた久冨教授に代わり、岩本教授が4月から生物工学科長に就任しました。

次に、歴代3人の生物工学科長が相次いで長期入院しました。年齢なのか激務のせいかわかりませんが、みなさま健康にはご留意いただき、新年をお迎え下さいますよう祈念いたします。2020年のオリンピックイヤーもどうぞよろしくお願いします。

 

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