本研究科では、生物工学系として動物、植物、微生物を対象とし、バイオテクノロジーを用いた遺伝子工学、細胞工学、醸造学、遺伝学等、海洋生物科学系として海洋生物の生態・育種、海洋資源の利用、海洋環境、アクアリウム学等、生命栄養科学系として食品科学、食品機能学、栄養学、代謝学等に関する様々な研究を行っています。また瀬戸内の環境・生態等の里海里山の研究にも力を入れています。
専門知識や技術の他にプレゼンテーション、コミュニケーション能力も身に付けることも重要です。学会等の学外発表の他に、学内ではポスター形式の中間報告会等を行い、他の研究分野の教員や学生とコミュニケーションを取り、広い研究視野を持つための機会を設けています。様々な分野にて、目的や課題を把握し、そのための計画を立て実行していく能力は実社会において必要となります。社会への適応性、実践力を有し、様々な地域にて中核として活躍する人材を育成したいと思います。
工学研究科生命工学系
Graduate School of Biotechnology
工学研究科生命工学系からのお知らせ
研究科長メッセージ
入試情報
研究科ニュース
〇平成30年度 大学院生の中間報告会が開催されました。
5月24日(木)16:15~17:15に28号館ロビーにて大学院生1年生4人によるポスター発表会を実施しました。各院生が研究内容について、学部学生や教員に説明し議論しました。プレゼンテーションおよびコミュニケーション力を養います。また、新たな疑問、発想等が得られ、これからの研究に活かせれることを期待します。




〇平成29年度 大学院生の中間報告会が開催されました。
5月25日(木)、26日(金)16:15~17:15に28号館ロビーにて大学院生12人によるポスター発表会がありました。院生が研究内容について、学部学生や教員に説明し、質問に対応しました。多くの方々とコミュニケーションを取ることができますので、新たな疑問、発想等が得られ、表現方法等の勉強の機会となります。



学位(修士・博士)論文の審査基準
(1)修士・博士論文の判定項目
判定領域 | 判定項目 |
---|---|
研究課題・方法の設定 |
先行的研究がよく調査され、研究目的との関連が明解である 研究方法・計画が目的に適っている 研究内容に新規性・独創性がある |
研究の内容とその記述 |
目的:背景から目的へ展開およびその意義が明解である 方法:詳細に記述され、結果への再現性がある 結果:図表およびその記述が適切である 考察:目的に照らし一貫性があり、説得性のある結論に導かれている 適正な記述表現がされ、論理的な構成となっている |
研究成果 |
成果に学術的な新規性・価値がある 成果が公表されている(論文、学会発表等) |
研究発表 |
発表内容の一貫性と研究成果の説明が明解である スライドまたはポスターが明解に作成されている 口頭試問での応答が適切である |
(2)修士・博士論文の判定
各判定項目についてルーブリック評価を行う。
5段階評価で、判定項目の平均評価が3以上を合格とする。
<学位授与について>
修士の学位授与には下記の①および②の要件を満たす必要がある。
- ①修士論文の判定での合格
- ②博士前期課程での必要単位数の取得
博士の学位授与は「大学院工学研究科学位授与に関する取扱要領」に従って行い、下記①~③の要件を満たす必要がある。
- ①博士論文申請規定
- ②博士論文の判定での合格
- ③博士後期課程での必要単位数の取得(課程博士の場合)