【経済学科】新任教員紹介(2)崔 嵋汀助教

【経済学科】新任教員紹介(2)崔 嵋汀助教

今年度、経済学科には2名の教員が着任しました。そのうちの一人である崔 嵋汀 (ちぇみじょん)助教に対して、学長室ブログメンバーのKが行ったインタビューの様子をお伝えします。ちなみに、写真の鮮やかな飾りは”Jogak-bo” と呼ばれるもので、韓国で綿やシルクが貴重だったころ残り布でこのような飾りを作ったそうです。

 


 

Q1. 経歴を教えてください。
A1. 韓国の南部にある小さな町チンジュで生まれました。梨花女子大学の体育学科に入学し、大学1年生が終わった後、1年間語学研修でカリフォルニアに行きました。そこでビーガンやベジタリアン、ラマダン中の断食などさまざまな食文化を体験したことがきっかけで、帰国後は副専攻で栄養学も学びました。その後、ソウル大学大学院へ進学しスポーツ生理学について研究しました。8年前に来日し、2014年度から福山大学で非常勤講師として「韓国語」を教えています。今年4月に経済学科の助教となりました。これまでの「韓国語」に加え、体育実技やスポーツマネジメントコースの科目も担当する予定です。

Q2. どんな性格ですか?
A2. 基本的に何事に対してもポジティブで、とてもアクティブです。人と会っておしゃべりしたり、体を動かしながら交流するのが好きです。1号館2階にあるグローバルラウンジで、韓国語交流会(K-talk)を始める予定ですので、気軽にぜひ参加してください!

Q3. 現在の研究内容を教えてください。
A3. 現在、大学生の健康度や生活習慣について調査を行い、身体活動量の実態を把握する研究を行っています。また「体育」の授業を通して、学生たちが健康な身体をつくるとともに、生活の質を高めることができるような指導方法も開発中です。

Q4. 福山大学の印象はいかがですか?
A4. 自然がいっぱいで、ツツジと四季折々の花がきれいですね。地域の方々も散策にいらしていて、開放的な大学だなと感じました。

Q5. 福山大学生にメッセージをお願いします。
A5. 大学4年間さまざまなことを学び、いろいろな経験をしてください。私も皆さんも初めて出会うことの多い人生ですから知らないことがあるのは当たり前です。でも失敗を恐れないでチャレンジしましょう!その経験がきっと人生を楽しく、自分をより強くしてくれますよ。

 

学長から一言:崔嵋汀助教、福山大学へようこそ! 昨年度までの韓国語教育の非常勤講師としての勤務経験はあっても、本来の専門分野である体育学やスポーツ教育で新たに教鞭を執るのは、また違った感覚ではないでしょうか。韓国の名門大学で修めた学問で本学の学生をしっかりと指導して下さるよう、期待しています。