【心理学科】CyPat FUが全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議で発表!

【心理学科】CyPat FUが全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議で発表!

先日警察庁主催で、全国のサイバー防犯ボランティア団体が一堂に集まる会議が開催されました!

本学のCyPat FU(サイパットエフユー)も参加、発表をしてまいりましたので、その様子について、心理学科濱本有希助手からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

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心理学科の濱本です。

9月14日(水)に、福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FUのメンバー6名が全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議で活動内容発表を行いました。ちなみに、心理学科内で1年生から4年生まで多くのメンバーが在籍し、毎年活動を引き継ぎながら、毎週楽しく活動しているCyPat FUのような団体はなかなか類を見ないそうです。

本日はその様子を報告します(CyPat FUが小学校で対面オンラインで防犯教室を行った過去の記事もご覧ください)。

全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議では、全国から6つのサイバー防犯ボランティア団体が選ばれ、活動内容の発表が行われました。我らCyPat FUはなんとトップバッターに抜擢!毎週の活動成果を全国の警察の皆さん、そしてボランティア団体の皆さんに伝えるべく、夏休み中に何度も集まって、スライド作りや発表練習を行いました。

お馴染みのスカイブルーのユニフォームに身を包み、緊張の中とうとう本番です。

<スライド資料の作成や発表練習の様子>

まず、代表を務める河野隼也さん(捜査心理学研究室4年・尾道高等学校出身)によるCyPat FUという団体についての紹介がありました。

<学生が作成したCyPat FUという団体を紹介するスライドの一部>

続いて、具体的な活動内容について、活動ごとに発表者が入れ替わりながら発表を行いました。

<学生が作成したCyPat FUの活動を紹介するスライドの一部>

オンラインでの発表でしたが、少しでも説明をわかりやすくするため、スライドにアニメーションを付けたり、身振り手振りを付けるなど、発表の仕方も工夫をしました。これまでに小学校でのオンライン授業の経験があったので、発表者の入れ替わりの練習や、自分たちがどの程度出席者から見えているのかの確認も、バッチリでした!

< CyPat FUのメンバーが交代で活動について紹介する様子>

自分たちの発表や質疑応答が終わった後は、他大学のボランティア団体による活動紹介を真剣に聞き入りました。自分たちとは違うアプローチでサイバー犯罪の予防を行っている様子を知り、新たな活動にチャレンジしてみたいという気持ちが強まっているのを感じました。

<他大学のボランティア団体の発表を真剣に聞いている様子>

<発表している様子(記録用に撮影中)>

最後に集合写真を撮影しました。

<集合写真(撮影の時だけマスクを外しています。)>

全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議を終えたCyPat FUのメンバーの感想をいくつか紹介します。

  • 中原晴菜さん(心理学科1年・福山暁の星女子高等学校出身)

初めて他大学や広島県警以外の県警の方々と交流することが出来、また、新しい視点に立ってCyPat FUの活動を振り返ることが出来ました。今回この会議で学んだことをCyPat FUの活動に積極的に活かしていきたいと思いました。

  • 増田礼智さん(捜査心理学研究室3年・広島県立因島高等学校出身)

私たちが日々活動している内容を全国の警察の方々や他大学のボランティアの方々にお伝えすることができて非常に嬉しかったです。お互いに刺激にもなったと感じましたし、私たちの活動をより良く活発化させる為に様々な意見を取り入れることができました。
私たちとは違った視点で専門的知識を用いながら活動を行っている大学も多く、私たちも心理学科として心理学の知識や考え方も用いながら活動をしていきたいなと思いました。CyPat FUは、警察の方々や多くのボランティアの方々にご意見、ご質問等いただくことができました。メンバー全員がそれぞれの質問に答えられるよう対応し、私の中では私たちCyPat FUの発表が最も素晴らしかった!と自信を持って言えると思います!!このような機会を与えていただきありがとうございます。

  • 河野隼也さん(捜査心理学研究室4年・尾道高等学校出身)

活動内容を紹介するトップバッターであったため緊張しましたが、全員で協力し、皆様に我々の活動について紹介することができました。他大学の学生の活動紹介について聞く中で、自分たちが行っていなかったこと、知らなかったことも多々あり、とても勉強になりました。学習したことを今後の活動で取り入れて、より一層、活動を通して未成年の犯罪被害を防ぐことができるように精進していきたいと感じました。

他大学での活動の様子も知ることができて、とっても勉強になりました。ご協力くださった広島県警サイバー犯罪対策課の皆様、ありがとうございました。

今後も、CyPat FUの新たな挑戦にご期待ください。

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充実の意見交換会議となり、参加者一同とても有意義な時間を過ごすことができました!なお、上記写真に写ってるユニフォームやオンライン会議用モニター等の機材については、福山大学教育振興助成事業により購入したもので、CyPat FUの活動の質向上に大いに役立てさせていただいています。関係者の皆様に、改めて御礼申し上げます。

全国サイバー防犯ボランティア意見交換会議後には、広島県警サイバー犯罪対策課のサイバーチャンネルにて、再び私たちCyPat FUの活動について取り上げていただいております(1回目の登場はこちら)。

第25回動画配信~サイバーパトロールについて」というタイトルで、以下からご覧いただけます。

来月にもまた新たな活動をする予定!今後の活躍にもぜひご期待ください!

 

学長から一言:サイバー犯罪の防止のために各地で頑張っているボランティアグループと全国規模で意見交換ができた心理学科のCyPat FUの皆さん、大収穫だったようですね。今回の経験を通じて獲得した自信と新たな学びを今後の活動に活かして下さい。それにしても、こんな大規模な催しが比較的容易に実施できるのも、コロナ禍の副産物(?)であるオンラインないしリモート活動の御蔭かも知れません。