【海洋生物科学科】オープンキャンパス~体験入学会~ in 因島キャンパス

【海洋生物科学科】オープンキャンパス~体験入学会~ in 因島キャンパス

ここ最近は梅雨の末期のような天候が続き、昨夕も大粒の俄雨が降りました。雨が止んだあと、因島キャンパスの前に広がる海に“大きな虹🌈”が架かりました。一夜が明けた本日7月23日(土)は、朝から眼の覚めるような青空が広がり、体験入学会に全国からご参加いただいた皆さまを瀬戸内海の澄んだ青空の下でお迎えすることができました。本年度第1回目の体験入学会の模様について、海洋生物科学科学長室ブログメンバーの阪本がお知らせします。

本学から因島キャンパスへ

海洋生物科学科の体験入学会にご参加いただいた皆さまは、本学での受付を終えた後、スクールバスに乗って因島キャンパス(内海生物資源研究所マリンバイオセンター水族館)へお越しいただきました。本学から因島キャンパスまでは、車でおよそ30分です。尾道から“しまなみ海道”に乗って因島大橋を渡り、海岸線を走って因島キャンパスへ!!  

スクールバスで因島キャンパスへ

海洋生物科学科の紹介

因島キャンパスへ到着後、学生実験室で海洋生物科学科の教員と研究室、カリキュラムと授業・実習内容、資格取得支援や主な就職先などを紹介しました。

開会のあいさつ

海洋生物科学科の紹介

学科紹介の後、新棟(5号棟)でお弁当🍱を召し上がっていただきました。

因島キャンパスの施設見学

①学生たちが飼育管理をしているマリンバイオセンター水族館、②卵から親魚養成までを行える水産魚介類飼育室と水産増殖学研究実験室、③50名の利用が可能な宿泊施設と瀬戸内海(布刈瀬戸)を一望できる屋上などを案内しました。

アクアリウム科学研究室の学生がマリンバイオセンター水族館「瀬戸内海水槽」を説明

マリンバイオセンター水族館の公式 Instagram も見てくださいね!!

沿岸資源培養学研究室の学生が卒業研究の内容説明と、その一環で飼育している魚類を紹介!!

瀬戸内海を一望できる宿泊棟の屋上テラス。海の向こうには四国が見えます。

体験実習

施設見学の後は、2つの実習を体験してもらいました。まずは、地曳網体験です。因島キャンパスで定期的に行っている地曳網での魚類調査を、学生とともに高校生たちが体験しました。ウミタナゴやテンジクダイなどの魚類🐟🐡の他に、タコ🐙やヒトデ🌟、ウミウシの仲間も採取できました。水産資源生態学研究室の学生が、この調査を通して行っている卒業研究について説明を加えました。

高校生と学生が力を合わせて地曳網をひきました

続いて、マリンバイオセンター水族館での飼育実習です。バックヤードで管理している飼育水槽の水質を検査キットを用いて調べ、ろ過システムとその原理について学んでもらいました。

水族館のバックヤードにて水質検査の実習を体験!!

マリンバイオセンター水族館は、学生が創り上げた「もうひとつの瀬戸内海」です♬

ご参加いただいた皆さまへ

天候に恵まれ、陽射しは夏の暑さでしたが、時折吹く海風がとても心地よい時間を演出してくれました。目の前に瀬戸内海が広がる恵まれたフィールド「因島キャンパス」での実習は如何だったでしょうか? 因島キャンパスで卒業研究に励んでいる学生たちも、今日の日を迎えるために準備を進めてきました。ご参加いただいた皆さまの良き思い出となり、さらに今日の体験が海洋生物科学科への入学を目指すキッカケとなれば幸いです。文末になりましたが、遠路、福山大学へお越し下さいまして、本当にありがとうございました。皆さまとお会いできたことはスタッフ一同のよろこびであり、この感動は夏の空の色を反映した碧い海のように私たちの心の中に広がっています。

次回の体験入学会

本年度第2回目の体験入学会は「8月21日(日)」です。皆さまのご参加を教職員一同、心よりお待ちしております。

 

 

学長から一言:海洋生物科学科のオープンキャンパス=体験入学会は、松永キャンパスではなく、因島のサテライトキャンパスでの実施。体験入学の呼称にふさわしく、ずいぶん充実した内容だったようですね。一般公開の付属水族館の表も裏も全部見ることができ、地曳き網体験までもと、まさにフルコース。さて、今回参加の高校生の皆さんには、学科の施設・設備や教育の様子がどう映ったことでしょう。アンケートを実施したのであれば、結果を知りたいものです。