【情報工学科】尾道市総合福祉センターの「プログラミング体験」で学生が講師を担当!

【情報工学科】尾道市総合福祉センターの「プログラミング体験」で学生が講師を担当!

10月23日(土)に尾道市総合福祉センターで開催された「プログラミング体験」で、情報工学科3年生の2名が講師を務めました。このことについて、情報工学科の山之上教授が紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。

尾道市総合福祉センターで開催された「プログラミング体験」で、情報工学科3年生の井上颯太君(広島県立尾道商業高校出身)と新田耕太君(広島県立尾道商業高校出身)が講師を務めて実施されました。この体験会の進め方は、2名が相談して決めました。

体験会が始まるときの井上君と新田君の挨拶

体験会が始まるときの井上君と新田君の挨拶

小学校1年生から中学校2年生まで、午前と午後のそれぞれ5名ずつ、合計10名の方に参加していただきました。また、保護者にも見てもらい、新型コロナウイルス感染症に気をつけながらも賑やかに体験会が始まりました。

保護者の方にも見てもらいながら、賑やかに実施

保護者にも見てもらいながら、賑やかに実施

もともと8月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により10月に延期されたもので、参加者は待ち遠しかったと思います。他にも参加を希望された方がおられたのですが、コロナ禍に配慮して密集を避けるために、ご希望に沿うことができず申し訳ありませんでした。

この体験では、参加者にScratch(スクラッチ)という、ブロックを並べることによりプログラムを作ることが可能なソフトウェアを使ってゲームを楽しんだり、自分でプログラムを作ったりしてもらいました。

Scratchを使ってプログラミング

Scratchを使ってプログラミング

また、スマートシステム学科で開発され、本学の「みらい工学プロジェクト」の授業でも使われているアプリの「ペラコン」(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/5391/ )も導入部分で利用させていただきました。

ペラコンも活躍

ペラコンも活躍

参加者からは、「また、この教室があるのであれば、参加したいと思います」「自分でプログラムを組んで楽しかった」などの感想をいただきました。なお、この体験会は、『尾道新聞』の記事(第800号、2021年10月26日)にも取り上げていただきました。

 

 

学長から一言:情報工学科の専門性を活かし地元開催の「プログラミング体験会」に協力することでの地域貢献。参加した子どもたちはきっと大いに楽しみ、自分でプログラムを組む喜びを味わったことでしょう。学生諸君が本学で学んだことを地域に還元して喜んでもらい感謝された経験は、講師を務めた井上君と新田君にとっても得がたく、忘れがたいものになったのではないでしょうか。研究や学習の余力を見つけ、地域諸団体とのコラボあるいは本学独自の同様の活動として、地域サービスをいっそう展開できるといいですね。