【プロジェクトM】今年度の初イベント「わくわく!工作教室」を開催!

【プロジェクトM】今年度の初イベント「わくわく!工作教室」を開催!

松永駅北口の活性化を進めるプロジェクトMの活動報告が届きました! 同活動を指導する隊長の秦野琢之教授(生物工学科)より原稿をいただきましたので、学長室ブログメンバーで生物工学科・ワイン醸造所長の吉﨑が投稿します。

 

お久しぶりです。プロジェクトM(以下、Mと略記)のおっさん隊長、生物工学科の秦野です。

コロナ禍でMの活動が長らく制約されイベントも自粛してきましたが、最近になりコロナがやや下火になってきましたので、10月16日(土)に今津交流館にて、今年度最初のイベント「わくわく!工作教室」を開催しました。この企画は、地元の企業とMとが初めてコラボしたイベントです(共催:今津まちづくり推進委員会)。はじめは夏休みに行う予定だったのですが、コロナ禍のために延び延びになり、やっとこの日に開催することができました。

わくわく!工作教室

今年の2月ごろ、地元の企業「東和工業」のY部長からMに呼びかけがありました。「地元の企業として、何らかのかたちで地域に貢献できることはないだろうか?」・・・そこでMの学生たちがいろいろなアイデアを提案し、最終的にペン立てを親子で作る工作教室をやってみよう!ということになりました。東和工業は、木材の繊維を固めて作ったボードに種々のフィルムをラッピングする木材加工の会社です。そこで、製品の製造過程で出る端材でパーツを作ってそれを組み合わせて「何か」を作る工作をやろうということになったのですが・・・何を作るか、大きさはどのくらいにするか、ラップフィルムの色はどうするか、作品に絵を書くか、デコレーションをどうするかなど・・・Mの学生と会社の担当者とが何度か打ち合わせを行い、形は同じでも子供が自由に装飾するオンリーワンのペン立てにしようということになりました。

親子11組(子ども13人)の参加を得て、午前10時、まずはMのリーダーS君と東和工業のY部長のオープニング挨拶でスタートです(参加スタッフ:学生6名、東和工業3名、地域の方たち6名)。

東和工業のOさんから組み立て方の説明を受けた後、子ども達は自由な発想で絵を描いたり、デコレーションを考えたり・・・まさに「天才」を発揮して、オンリーワンの作品を作っていきます。親子の笑顔と楽しそうな語らいに、スタッフ一同、心が和みました。子供たちは「楽しかった」「おもしろかった」「今度はもっと上手に作るぞ」などといいながら、作品を大切に持って帰っていました。

コロナ禍で自粛が続いた中、やっと開いた今年のイベント。しかも企業との最初のコラボ・・・この経験を今後の活動に活かしたいと思っています。

プロジェクトMでは、メンバーを大募集しています。 特に、1年生と2年生は大歓迎です!

 

 

学長から一言:本学に最も近い地元である松永の活性化のために活動を続けるプロジェクトMが、新規企画で頑張ってくれました。地元企業「東和工業」の皆様の全面協力で行われた親子参加のオリジナルペン立て作り。親御さんもお子さんも真剣な表情で作業に取り組んでいますね。夏休みに予定していた活動がコロナ禍で遅れに遅れ、秋風が吹くようになってからの実施でしたが、きっと良い思い出になったことでしょう。お父さんやお母さんと一緒に作った自分だけのペン立てはきっと宝物。机の上に長く置かれ、勉強の合間に目をやれば、きっと今回の楽しかった思い出がいつまでもよみがえることでしょう。