【スマートシステム学科】ひろしまヤングベンチャー賞の銀賞を受賞!

【スマートシステム学科】ひろしまヤングベンチャー賞の銀賞を受賞!

公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金主催の第27回ひろしまベンチャー助成金「学生枠」に応募した工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)2年生の山本真史さんが、この度、見事に銀賞を受賞しました。この様子について、工学部スマートシステム学科の伍賀が報告します。

今回、山本さんは昨年からスマートシステム学科の2019年度入学生で進めている「ドローンを活用した災害対応」に関するプロジェクトの一環として、「配送から災害対応まで利用できるドローンの機能と汎用性向上システム」のプランを立案してくれました。これは、既存のドローンを活用して、平素は荷物の配送や災害発生時には災害情報収集に活用できるシステムを低価格で使いやすくするものです。災害救助ロボットは使わないに越したことはなく、経済性に大きな矛盾をかかえていますが、それを打破するアイデアとしては非常に面白いです。

今年度は、今月に広島市内で授賞式が開催されたのですが、昨今の社会情勢から授賞式への参加は断念し、表彰状と目録は郵送で受け取りました。この受賞報告のため、学科長の仲嶋教授と私と受賞者の山本さん、そしてプロジェクトを進めているメンバーの行平さんの4人で学長室を訪問しました。

仲嶋教授(右)に受賞の報告をする行平さん(左)と山本さん(中央)

松田学長に賞状と目録をいただいたことを報告しました(右から行平さん、山本さん、仲嶋教授)。

松田学長からは、「まだ2年生ですので、卒業までどんどん活躍していってください。」と励ましの言葉をいただきました。彼らのプロジェクトを推進するモチベーションが非常に高まったようです。

松田学長を囲んで記念撮影(左より仲嶋教授、山本さん、松田学長、行平さん、私(伍賀))。

今回の受賞には、本学OBの方より寄贈していただいたドローンが大いに役立ちました。1年生の教養ゼミから始まったプロジェクトですが、先日の行平さんの研究助成金獲得と併せて学生自身の手で大きく育てていってくれており、非常に頼もしいです。このプロジェクトのために準備にかなりの時間を費やし、苦労もたくさんしましたが、結果に結びついて本当によかったですね。

11月24日(火)に広島市で開催された審査会には、小型ドローンを持って行きました。技術担当である3年生の村上さん(画面右端)がバックアップ。

11月中旬、スマートシステム学科のブースで発表練習しました。香川教授からもアドバイスをもらいました。

スマートシステム学科の学生の皆さんは、この秋も学会、ロボットコンテスト、学生ベンチャーへの応募と様々に活躍してくれました。このようなアクティブ・ラーニングを通して、皆さんが一段と成長していくことを実感しています。

2021年の活躍も期待しています!

 

学長から一言:山本君、2年生で、しかもコロナ禍の中で、素晴らしい成果ですねッ!おめでとう!!!3年生の村上君も、しっかり下級生をサポートしましたねッ!ありがとう!!!公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金さま、研究助成金をありがとうございました。。。次の研究成果につながります!