【国際経済学科】コロナに負けず、新入生歓迎「しまなみ海道サイクリング+国際クイズ大会」

【国際経済学科】コロナに負けず、新入生歓迎「しまなみ海道サイクリング+国際クイズ大会」

国際経済学科では、新入生歓迎イベント『しまなみ海道サイクリング+国際クイズ大会』を開催しました。11月11日(水)、天気にも恵まれ予想以上に盛り上がったこのイベント、ビセット准教授とともに企画運営した学科長の足立教授から報告が届きましたので、国際経済学科の藤本がお届けします。


国際経済学科長の足立です。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今年の1年生は残念ながら入学式が中止になりました。また、入学後の貴重な友達作りの機会でもある恒例の新入生合宿オリエンテーションも中止になりました。さらに、前期は多くの授業がオンラインになったということもあり、期待していたような楽しいキャンパスライフを送ることができずにいます。そこで、国際経済学科では、11月11日(水)に新入生歓迎行事として、新型コロナ感染対策を万全にしたうえで、しまなみ海道でサイクリングとクイズ大会を行いました。楽しいことが大好きな国際経済学科らしい企画です。

多々羅大橋をバックに全員集合、Beautiful!

メンバーは、新入生30名、大活躍の2年生学生リーダー6名、教員4名(企画からクイズ問題作成までイベント全体を仕切ってくれたビセット准教授、輸送や写真撮影など裏方を引き受けてくれた藤本准教授、経済学科から助っ人で参加していただいた李教授と足立)の総勢40名が参加しました。

大学からスクールバスで生口島の瀬戸田サンセットビーチに行き、そこからレンタサイクルで多々羅大橋を渡り、大三島までのサイクリングを楽しみました。経済学部きっての自転車スペシャリストである李教授の先導で、皆さんサイクリングロードのマナーとコロナ対策を守りながら風を切って走りました。天気にも恵まれ、青空としまなみの美しい多島美を楽しみながらの風を切るサイクリングは爽快で、コロナ禍の重い気分をリフレッシュすることができました。

先導の李教授、本格的!

また、サンセットビーチに戻ってからは、国際経済学科らしくインターナショナルクイズ大会(International Quiz on the Beach)で盛り上がりました。ランダムに決めたチームでしたが、チーム対抗のためまだよく知らなかった学生同士が団結し、知力、英語力と体力を使って優勝を目指しました。

クイズのルールは、

・当日決めた1チーム6人のチーム対抗戦(5チーム)

・1人が波打ち際のビセット准教授と学生リーダーのもとに走り、クイズ問題を英語で聞く

・英語で分からなければ学生リーダーが通訳する

・問題を聞いたら走ってチームメンバーのもとに戻る

・チームで答えを考える(スマートフォンで調べても可)

・答えがわかったら再びビセット准教授のもとに走る

・正解の早い順3チームに15点、10点、5点を与える

というものです。英語で問題を聞き取ることができれば、早くメンバーの元に戻って正解を考えることができます。1年生なので英語のクイズ問題に苦戦する場面もありましたが、2年生の学生リーダーが通訳に大活躍しました。どのチームも優勝を目指して猛ダッシュしていました。

チームのためなら全力疾走!さすが10代、若い!

英語で聞き取れるかどうかが勝敗を左右します

クイズ問題は、パズル形式、世界地理や日本の歴史などさまざまです。最終問題は、Microsoft社の入社試験問題にもなった”How can you move Mt. Fuji?” という問題をチーム全員で考えます。試験で言うなら記述問題ですね。最終問題は合計100点を学生リーダーの採点で5チームに分けるもので、この結果が勝敗を分けるので学生リーダーも責任重大です。1年生にはクリエイティブな発想で、チームで答えをまとめることが求められます。将来、社会に出て活躍する学生には、〇か✕かではなく、常識にとらわれず自由な発想で考えるチカラを身につけてほしいものです。

1年生のコメント: 

  • とても楽しく、無料で参加できて良かった。先生も先輩も皆さん優しくて、クイズも楽しくて、すごく良い一日だった。ありがとうございました。
  • 自然と触れ合えた。仲良くなれた。筋肉痛になったが楽しいオリエンテーションだった。
  • 友達と仲良くなりすぎて楽しかったです。もっかいこのクラスでどっかに行きたいです。
  • しまなみ海道を自転車で走るのは楽しかった。
  • 今までオンラインだった分友達がなかなかできなかったけど新しくできました。参加して良かった。
  • 景色が良かった。季節がサイクリングをするには少し寒かったけど、話せる人が増えて良かった。
  • 良い面としてはサイクリングをして運動不足解消になった点と同じ学部内の人とコミュニケーションが取れた点。全体的な印象としてはそれぞれが気持ちよくサイクリングができ有意義な時間を過ごせていた印象。
  • 楽しく過ごしてたくさんの人とコミュニケーションをとることができた。今までみんなで過ごせてなかった割には全体的に楽しむことができていたと思う。
  • さわやかで新しい友達を作るチャンス。
  • サイクリング日和でとても気持ちがよく、最近体を動かしていなかった僕にとっては、とてもいい運動になりました。新しい友達がいっぱいできてとてもうれしいです。クイズでは優勝できなかったけど、すごく楽しかったです(留学生)。

また、2年生からは「学生リーダーとして参加して、自分たちでイベントを仕切る難しさを学びました。」というコメントがありました。いやいや、しっかり仕切ってました。今後のさらなる成長が楽しみですね!

今回のイベントは、これまで同じ学科の同級生でもまだ話したことのない学生同士が知り合う貴重な機会になったと思います。行きのバスよりも帰りのバスの中は1年生の笑顔であふれ、とても賑やかだったこと、私たち教員は翌日筋肉痛だったことは言うまでもありません。

 

学長から一言:コロナに負けず、素晴らしい交流の一日で、新入生の皆さんには何よりのプレゼントでしたねッ!これからの学びがより深く広く進んでいきますねッ!2年生の皆さん、教員の皆さん、お疲れ様!