【スマートシステム学科】ETロボコン2020 今年も挑戦します!

【スマートシステム学科】ETロボコン2020 今年も挑戦します!

技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテストである「ETロボコン」に、福山大学では工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)を中心とした学生チームが毎年出場し、昨年度は横浜で開催されたチャンピオンシップ大会に出場することができました!今年のETロボコンは、PC上のシミュレータ環境で開発したプログラム使った大会をオンラインで実施するという大会方式となります。スマートシステム学科では、1年生有志を中心としてチームSanzo2020を結成して参加、今年の短い夏季休業期間を利用してETロボコンシミュレータを使った競技用プログラムの開発に没頭しています。この取り組みの様子について、スマートシステム学科の伍賀が紹介します。

今年のETロボコンは、”ETロボコンシミュレータ” を使用してオンラインで実施され、このシミュレータの様子は動画でも見ることができますが、レゴで製作されるEV3走行体を再現、物理環境も組み込まれているソフトウェアで現実の環境に即した競技を可能にしています。チームSanzo2020 のメンバーは、各々このシミュレータを自分のPCにインストールして競技に臨みます。

各自のノートPCでETロボコンシミュレータを実行しています

チームSanzo2020のメンバーは1年生7名ですが、昨年参加した行平さん(2年生)、一昨年参加した村上さん(3年生)が経験者として、競技のノウハウやロボットを動かすプログラムの開発などのアドバイザーとして参加してくれています。まだまだ初心者の1年生だけだと、なかなか手強いプログラムの開発に対して、心強い味方になってくれています。ロボットを鮮やかに動かすためのプログラムを書くためには、制御するための物理や数学の知識が必要です。これも2年生、3年生が主導して勉強を進めています。

村上さん(3年生)が講師で、ETロボコンシミュレータの勉強中

行平さん(右から2番目)が、ホワイトボードでロボット制御の方法を解説中

チームSanzo2020のメンバーに意気込みを聞いてみました。1年生リーダーの鳥谷部さん「ロボットをうまく動かすためのプログラム開発は難しいけど、良い結果がだせるように頑張りたい」。チームメンバーの陳さん「競技用プログラムを扱うことはなかなか大変だけど、その分やりがいがあると感じる」。チームメンバーの柳さん「参加するからには、なるべく上位入賞を狙いたいです」。皆さん大変だということを口にしながらも、面白いと感じ、熱意をもって取り組んでくれている様子が伺えました。良い結果を報告してくれることを期待しています。

左から、鳥谷部さん・陳さん・柳シゴウさん・柳志勲さん 

社会の新しい要求に応えることや新しい技術を発展させることは、これからの技術者に特に強く求められることです。今回のETロボコンは、オンライン実施という新たなカタチとなり、新しい知識や技術を追加することが求められていますが、これを学びのチャンスととらえて成長していきましょう!

 

学長から一言:ETロボコンもオンラインという時代。。。新しい知恵もたくさん必要とされますが、基礎はやはり数学と物理!がんばって!応援していま~す!!!