【生命栄養科学科】北木島活性化プロジェクト〈北木島訪問編〉

【生命栄養科学科】北木島活性化プロジェクト〈北木島訪問編〉

 「美味しさの見える化」の研究が、多方面に広がっています!今年度は農水省の農山漁村振興交付金に採択された「北木島活性化プロジェクト」協議会との受託研究が始まり、「食から地域活性化」を検討することになりましたが、ここにも「美味しさの見える化」が!今回は始まったばかりのその活動を紹介します。以前よりこの研究に当ってきたのは、生命工学部 海洋生物科学科有瀧教授生命栄養科学科石井教授鴻池助手です。

 岡山県笠岡市にあります笠岡諸島の一つである北木島の漁業産物、農産物を使った新メニューの開発、加工品の考案を目指し、生命栄養科学科給食経営管理研究室(石井研究室)の4年ゼミ生5名が教員と一緒に担当します。この写真は笠岡諸島交流センターで開催された「キックオフセミナー」で、笠岡市長の激励のお言葉もありました。

地域おこしの講師を招いたセミナーには、福大メンバー(有瀧教授、石井教授、鴻池助手、学生5名)、協議会の方々、マスコミ(山陽新聞、OHK、備後経済レポートなど)が参加しました。(8月8日)

さて、9月8日(火)の北木島訪問について報告します。北木島に渡る際は、プロジェクト協議会の代表である藤井さんの船で移動しました。天気も良く、瀬戸内海を疾走(とても気持ちのいい風)しました。
北木島ブランドである「喜多嬉牡蠣(きたき かき)」の養殖場を海上から見学・説明を受けました。

お昼は北木島の牡蠣料理や懐かしい金糸瓜の酢の物、地元野菜の天ぷらなどを試食し、美味しく情報収集しました。

実際の漁業・農業の地域食材や食文化を聞き取り、意見交換を行って、北木島の名所も見学するなど忙しく活動しました。また、地域住民の方々とも交流でき、グループに分かれてメニューのヒントをもらったり、構想も練りました。地域活性化の活動は初めてですが、学生たちも楽しみながら今後も新メニューを考えたり、試作をしたりしていく予定です。

 

学長から一言:“美味しく情報収集”とは素敵ですねッ!美味しい地域連携が、しっかり地域活性化につながると良いですねッ!素敵な笑顔の北木島の皆さんと学生の皆さん、がんばって!!!