薬学部

Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences

2021年度の博士学位論文公聴会を開催しました

2021年度の博士学位論文公聴会を開催しました

薬学研究科4年生と薬学部卒業生の2名が、2022年2月8日(火)の博士学位論文公聴会で研究内容を発表しました。

初めに大学院博士課程4年の藤井朋保さんが発表しました。

藤井朋保さん

【論文題目】ホルモン受容体陽性マウス乳癌FM3A細胞におけるリポタンパク質リパーゼの調節機構に関する研究

発表は「乳癌治療における癌細胞の脂質代謝やこれに対する治療薬について、リポタンパク質リパーゼに着目し研究を行った。今回の成果は、癌性羸痩(るいそう:やせること)の改善や薬物治療後の癌細胞の再活性化抑制等の癌細胞の脂質代謝に着目した新しい治療法に貢献できる。」という内容でした。

 

藤井さんは6年制薬学部を卒業後、臨床現場では経験できないことを大学院で学びたいと考え、森田哲生教授の指導の下、がんに関する研究を4年間行いました。大学院修了後は、がん治療に関わる薬剤師として現場で働き、臨床現場と大学を繋げる役割を担いたいと考えているそうです。

 

次に卒業生の岡田昌浩さんが発表しました。

岡田昌浩さん

【論文題目】終末期がん患者のquality of life(QOL)の維持における薬剤師による予後予測指標を用いた処方適正化

発表は「終末期がん患者の予後の予測は重要であるが、薬剤師が独自に判断できる予後予測の指標は非常に乏しく、医師の予測に頼っているのが現状である。そこで、薬剤師のための予後予測指標を開発し、がん患者への薬物治療に貢献する。」という内容でした。

 

2007年に本学を卒業した岡田さんは、現在、尾道市立市民病院薬剤部に勤務中であり、がん薬物療法認定薬剤師として多くのがん患者さんのケアに関わっているそうです。その業務で得られた知見を学会で発表したいと思い、恩師である杉原成美教授を訪ねたことを機に、学位取得を目指すようになったそうです。

勤務先の病院で本学5年生(両隣)の実務実習を指導中の岡田さん(中央)

お二人の今後のご活躍を祈念いたします。

 

本ブログの詳細は2022年2月17日の学長室ブログ『【薬学研究科】大学院生と卒業生が博士学位論文公聴会で発表!』をご覧ください。

 

薬学部SO

 

 

薬学部トップへ戻る