【☆学長短信☆】No.130 新型コロナウイルス感染症

 5月の福山大学のキャンパスは、例年通り、木々が若葉につつまれ、色とりどりのツツジが咲きほこっています。新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄されて右往左往するのは人間ばかり・・・。
 生物進化の頂点にいるはずのヒトですが、自分の遺伝子を自分で複製することすら出来ず、ヒトの細胞に入り込んで増殖するという生物の範疇にも入りがたいようなウイルスに翻弄されています。
 当面は、学生も教職員も、昼夜を問わず外出を出来るだけ避けて人と会わないようにする、という大変原始的な行為に徹することが、私たちに出来る最善の対処法のようです。しかし、この感染症の収束後、この経験から学んだことをどのように未来に生かすか、ということにも思索を働かせてみましょう。この経験が偏見や差別の社会につながらないように、共感や協力の社会につながるように。

 新型コロナウイルスに負けることなく、
学生は活躍しています。
(1)薬学部5年生の粟村梨穂さんが、2020年度の観光アシスタント「ローズ福山」に選ばれました。おめでとうございます。5月17日の「福山ばら祭り」(残念ながら、大幅縮小です)から1年間、福山の魅力のPRに活躍の予定です。がんばって!

教員も活躍です。
(2)工学部建築学科の佐藤圭一教授が、メディア・映像学科の中嶋健明教授と連名で『住総研 研究論文集・実践研究報告集』第46号(2019年版)に発表した論文「備後中継表の織機再生と製織技術継承」が、「住総研 研究・実践選奨」を受賞です。おめでとうございます。

(3)コロナに負けず咲きほっているツツジは、学長室ブログで。
https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/33153/