生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生物工学科】7/23(土)体験入学会「酵母のアルコール発酵を科学する」

【生物工学科】7/23(土)体験入学会「酵母のアルコール発酵を科学する」

7月23日(土)のキャンパス見学会では、目で見ることができない生物である「微生物」をテーマに講義と体験実験をします。豊村助手から当日の内容について紹介してもらいます(投稿 佐藤)。

微生物は目に見えないものの、日常のあらゆるところに存在しており、私たちは微生物からたくさんの恩恵を受けて生活しています。特に、ヒトは発酵食品を通してほぼ毎日、微生物と関わっています。主に、パン、味噌、醤油、納豆、コーヒー、お酒などなど例を挙げればキリがありません。今回の体験入学会では、そんな目に見えない小さな生き物の大きな働きについて感じてもらえればと思います。以下の写真は、微生物による様々な発酵食品です。

微生物による発酵食品は多種多様ですが、私たちはパンやお酒に使われる酵母に注目して研究しています。酵母は英語でイーストと言いますので、こちらの方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。その中でも私たちは、これまでに福山市の市花である「バラ」から酵母を分離し、バラ酵母としてパンやお酒を商品化しています。以下の写真は、バラ酵母から作ったドライイースト、福山市で販売されたバラ酵母パン、そしてバラ酵母を使ったお酒の「ローズマインドシリーズ」です。私たちは様々な発酵食品を世に送り出すことに成功しています。

模擬講義では、微生物のことをはじめ、酵母を使った生命の根幹を探るようなユニークな研究を紹介します。また、講義だけではなく酵母の発酵について目の前で体感してもらう実験や、酵母とはどういった生物であるのか実感し、理解してもらえるような実験を用意しています。これらの講義と実験を通してキャンパス見学会に参加してもらえれば、目に見えない微生物たちの生活と働きを少しでも学んでいただけるのではないかなと思います。

当日は、実際にパンを焼いてもらい食べていただく予定です!お楽しみに!

7月23日(土)はぜひ、生物工学科まで!!

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