人間文化学部

Faculty of Human Culture and Sciences

【#心理学科】「科捜研の女」による対談が実現しました!

【#心理学科】「科捜研の女」による対談が実現しました!

8月もいよいよ後半。先日のオープンキャンパスには多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました!

今日は、福山大学心理学科のオープンキャンパスでも盛況を呈した捜査心理学研究室に関連して、前期に行われた「捜査心理学」講義内の特別講義の模様を、講義を担当し、学長室ブログメンバーでもある大杉がお伝えします。

「捜査心理学」は、犯罪捜査に活かされる様々な心理学的手法について正しく理解し、さらにワークで実際に体験することでそれらを深く、じっくり学ぶことができる授業です。仮想事件に対し、犯罪者プロファイリング、ポリグラフ検査(隠匿情報検査)、取調べ等の手法をどのように使っていくかを実践するワークは、「難しいけど楽しい!」と学生から好評です。

今年で3年目となるこの授業では、複数回、現場の第一線で活躍されている現役警察官・警察職員の方々による特別講義があることも大きな魅力の1つです。昨年度の特別講義の様子は、以下を参照してください。

コロナ禍でオンライン実施だった昨年度でしたが、今年度はなんとか対面での開催が可能となり、7月1日(金)に特別講義の第1弾を開催しました。

今回の特別講師は、本学心理学科及び大学院人間科学研究科の卒業生でもあり、島根県警察本部刑事部科学捜査研究所で心理科研究員として勤務されている、岡﨑麻依さんです。

<現役の「科捜研の女」の登場です!>

岡﨑さんは、事前に寄せられた受講生からのたくさんの質問に、1つ1つ丁寧に答えてくださいました。科捜研を目指したきっかけから実際に科捜研でどんな仕事をしているのかまで、進路を決めている学生も決めていない学生も、興味津々で聞き入っていました。

<終始、笑顔で講義が進みます!>

特別講師の岡﨑さんのほかに、実はゲストがもう1人。今年度から助手として心理学科に着任した、同じく本学心理学科及び大学院人間科学研究科の卒業生、かつ静岡県警察本部刑事部科学捜査研究所の研究員であった、濱本有希助手です。

<左が濱本助手、右が岡﨑さん>

特別講義の後半は、受講生の先輩でかつ科捜研に就職した2人と、同じく元「科捜研の女」である私(大杉)との対談形式で進行しました。自分で書くのもやや恥ずかしいところではありますが、新・旧「科捜研の女」3名が集う授業は聞いたことがありません。非常に珍しい、スペシャル対談です!

きっかけや科捜研に至る経緯等は実に三者三様ですが、大変なところや楽しいところ等、共通で盛り上がるトークもありました。受講生も普段聞けないトークの数々を楽しんでくれたようです。

<真剣に聞き入る受講生。講師は左から濱本助手、岡﨑さん、大杉です。>

最後は岡﨑さんから在学生へのメッセージをいただきました。在学中からボランティア活動等の様々な経験を積んでいた岡﨑さんは、本学心理学科から科捜研の研究員となった3人目の卒業生。身近な先輩から語られる言葉の数々は、在学生に大いに響いたようです。

以下、学生からの感想を一部ご紹介します。

  • これまで様々な職業の方の講義を聞いてきましたが、今回の講義はとても新鮮で、科捜研のイメージとは少し違うとても面白い講義でした。よりクリアなイメージを持つことができたとともに、夢を叶えて堂々とお仕事のことを話されている岡﨑先生の姿を見て、自分も人に誇れる仕事ができたらいいなと思いました。
  • 先生方3人の対談は非常に面白く、リアルな現場の声を知ることができてとても貴重な経験でした。講義時間があっという間に感じられるほど有意義で、今もう一度講義を聞きたいぐらいです。
  • 警察関係の一般事務に興味がありますが、これまでなかなか勇気が出ず踏み出せませんでした。今回お話が聞けたことで就職体験をしたような満足感があり、必死に努力して岡崎さんのように夢を掴みたいと思うようになりました。
  • とても興味深い話ばかりで、ずっとワクワクしながら聞いていました。こんなに優秀な方が同じ大学だったのだからと、自分も頑張ろうと思いました。
  • 私達が身近に感じられるような、分かりやすい説明してくださいました。身近な体験談をお聞きし、どこかホッとする気持ちを感じながらも、ひたむきな努力や強い意志があったこともよくわかり、そういった姿勢をお手本にしていきたいと強く思いました。
  • ボランティア活動や学生時代に行った活動が意外な時に活かされるというお話を聞き、私も今取り組んでいる活動を真剣に頑張っていこうと心から思えました。
  • 大変なことも多いし、つらい事件、悲しい事件にも何度も遭遇するはずなのに、それでも真実を見つけるために科捜研研究員にしかできない方法で事件解決に関わっていることがわかって、とても魅力的な職業だと思いました。岡﨑先生のように、自分が本当にしたいことを見つけて、妥協せず、目標に向かって本気で取り組んでいきたいです。
  • 科捜研に入るまでの経緯を聞いて、目標を持ち、大学時代も様々な取り組みをし、努力を重ねることが大切だと実感しました。責任感を大切にする一方で、人とのコミュニケーションもとても重要であることも学び、人との関わりや積極性も大事にしていきたいと思いました。
  • ポリグラフ検査のワークを通じて、質問作成の大変さを知っているつもりでしたが、想像以上なのだなと実感しました。どの職でも勉強ができるだけでは太刀打ちができないし、頭の良さではない別の部分で能力も伸ばしていくべきだということ、発想力や様々な可能性を考える力が大事だということが、自分の中で非常に響きました。
  • 科捜研のお仕事がとてもカッコよく見えました。科捜研ではなくとも、警察事務として警察に所属する道も素敵だと感じ、進路のひとつにしようと思いました。

身近な先輩の姿に胸を打たれ、進路を見つめ直したり、深く考えるきっかけとなったりした学生も多かったようです。素敵な講義をしてくれた岡﨑さん、濱本助手には、この場を借りて改めてお礼を伝えたいと思います。

福山大学心理学科では、今回の特別講義のように、普通に思い浮かべる大学での学びだけではない、一味違った講義がたくさんあります。さらに、来年度からコース制が導入され、「司法犯罪コース」も新設されます。西日本随一の犯罪心理学が学べる大学として、ますますパワーアップする福山大学心理学科に、今後もぜひご注目ください!

 

 

学長から一言:聴講した学生の皆さんにとって、現職、元職3名の「科捜研の女」揃い踏みの特別講義は、テレビ番組に出演の女優さんのように、いやそれ以上にかっこよく、印象深いものだったのだろうと、感想文を読みながら想像しました。後輩学生のためにご協力くださった岡崎麻依さんに心から感謝したいと思います。先輩諸氏に続く人たちが「科捜研の男」も含めて続々現れることを期待しています。

人間文化学部トップへ戻る