工学部

Faculty of Engineering

【建築学科】びんご建築女子「夏休み子ども建築模型教室」報告

【建築学科】びんご建築女子「夏休み子ども建築模型教室」報告

 

担当した子どもと一緒に記念撮影

 

びんご建築女子運営メンバー、建築学科3年次生の山根詩菜です。

 

8月6日にびんご建築女子の企画で“夏休み子ども建築模型教室”を開催しました。

 

今回もたくさんの申し込みを頂き、24名の小学生が参加しました。

これは、びんご建築女子で地域ボランティア活動をしようと有志が集まり、今年で3回目となる活動です。準備は6月上旬から始めましたが、3回目となると経験者も多いので準備をスムーズに行うことができ、本番当日を無事に開催することができました。

 

準備の担当を決めるじゃんけん

 

前日に会場の準備をし、模型教室が始まるまで私を含め、スタッフ全員楽しみな気持ちと緊張でいっぱいでした。特に今回初めての1年生は不安もあったと思います。模型教室が始まってから小学生と打ち解けるのに時間がかかると思いましたが、3回目となると小学生との関わりに慣れたのかすぐに打ち解け作業に取り掛かることができました。一年生もそんな先輩の姿を見ながら頑張ってくれました。

 

こどもとマンツーマンで工作をします

 

今年も昨年と同様にスタッフが子どもと1対1で教えました。時間内で完成する子たちが昨年よりもさらに増え、発表会に間に合うことができました。これはスタッフ1人1人が子どものやりたことを上手に引き出すことができ、形にしていくのが早かったからだと思います。

 

一緒に学食を食べるほど仲良くなりました。

 

 

この模型教室で私が感じたことは、ものづくりにはその人の個性が強く表れるということです。最初でどんな家を作りたいか、何か1つテーマを決めたとき、それに合った家を作ろうと創造力を膨らませていました。

サポートする立場ではありましたが、その子の伝えたいことをどうすれば表現できるか、表現できたときの達成感は素敵なものでした。

 

作品が完成した後はみんなの模型と設計図を並べて鑑賞会をしました。

 

 

子供達は一人も休んだり,遊んだりすることなく朝10時から15時までの長い時間を集中して模型づくりをしていました。

 

一緒に色ぬり

 

最後には自分たちで作った家の模型をみんなの前で発表をし、今回の目的であった「楽しく建築を学ぶ」ことに付け加え、「人に自分の考えを伝える」ことを経験してもらいました。

一人一人が自分が設計で大事にしたことを発表しました。

 

私たちもこの「人に自分の考えを伝える」ことは設計する中でとても重要であり一番難しい部分でもあります。
どうすれば相手に伝わるか今回は担当の子としっかり話し合いました。昨年よりも自分の考えを伝えることができていて、学生のフォローもありながら素敵な発表をしていました。

担当した子とペアで一緒に記念撮影

 

模型教室が終わると親御さんと一緒に笑顔で帰られていて、とても充実した1日となりました。

まだ来年、模型教室をするかどうかはまだ決まっていませんが、今回のイベントで得たものを同じような企画の時に活かせればと思っています。

子ども建築模型教室に参加していただいた皆様、今回は誠にありがとうございました。
楽しんでいただけたようでとても嬉しく思っています。
私たちにとっても多くのことを得る貴重な時間となりました。
模型教室をする中で至らない点も多かったと思います。ご兄弟の方もやりたいと声をかけていただきましたが年齢制限のため参加してもらうことができませんでしたが、ありがとうございました。4年生になったら参加して頂けることをお待ちしています。

最後に模型教室に関わっていただいた教職員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

最後に担当した子と一緒に写真をとりました

 

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