【図書館】図書館倶楽部、イベントに参加!

【図書館】図書館倶楽部、イベントに参加!

本学学生による図書館ボランティアグループの図書館倶楽部が12月22・23日に読書会のイベントに参加しました。その様子を附属図書館の山野と吉津が報告いたします(投稿は学長室ブログメンバーの大谷)。

 


読書会の共同開催
12月22日(金)に福山市立大学の学生協働グループ「福books」の皆さんと読書会を開催しました。同じ市内にある福山市立大学で図書館ボランティアの活動が始まったことをきっかけに、何か一緒にイベントが出来ないかという話が挙がり、今回の読書会の開催が決定しました。

今回の読書会テーマは「小学生の頃に読んで好きだった本」。本学の図書館倶楽部から2名、福山市立大学「福books」メンバーから5名の計7名でのオンライン開催となりました。

本学の図書館倶楽部メンバーが司会を務め、一人5分の発表時間の中で本のあらすじやお気に入りの場面などの思い思いを紹介し、質疑応答を行いました。友人から勧められて手に取った本、初めて買って読んだ本など、本との出会い方は様々でしたが、本が好きという共通点を持った学生たちは、紹介された本を懐かしみつつ、新しい本との出会いを楽しんでいました。

読書会で紹介された本
 ・『シェーラひめのぼうけん 魔神の指輪』村山早紀作、佐竹美保画、童心社刊。
 ・『かいけつゾロリ』原ゆたか作・絵、ポプラ社刊。
 ・『怪盗レッド』秋木真作著、しゅー絵、角川書店刊。
 ・『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦著、角川書店刊。
 ・『暗黒女子』秋吉理香子著、双葉社刊。
 ・『大どろぼうホッツェンプロッツ』オトフリート=プロイスラー作、中村浩三訳、偕成社刊。

読書会の最後には、今後の共同活動について学生たちからの様々な提案があり、活動の幅が広がった読書会となりました。

今回の読書会は図書館倶楽部にとって、他大学さんと行う初めての活動でした。事前の打ち合わせや当日の進行など、まだ慣れない部分もありましたが、新しい活動に繋がる良い経験となりました。今後はオンラインでの活動にとどまらず、対面でのイベントや展示などを展開していく予定です。これからの共同活動に乞うご期待ください。

「うきうき冬のおはなし会」に参加!
松永図書館の行事「夏!SDGsな工作教室」に引き続き、図書館倶楽部のメンバー2人が12月23日に「うきうき冬のおはなし会」に参加しました。
今回のイベントでは、クリスマスにちなんだ大型絵本『ぐりとぐらのおきゃくさま』中川李枝子作(福音館書店刊)と手話で「赤鼻のトナカイ」を歌うことになりました。『ぐりとぐらのおきゃくさま』は大型絵本と言うだけあって普通の絵本よりも大きいため、2人でページをめくりながら読み進めました。2人とも授業の合間に図書館に来て一生懸命に練習していました。

当日の会場では、お話を楽しみにしている多くの子供たちが来館しており、2人とも少し緊張している様子でしたが、ぐりとぐらのパートに分かれて読み進め、大型絵本もしっかりとめくることができました。手話での歌も子供たちにはっきり見えるように工夫され、好評でした。最後にシールとツリーの折り紙をプレゼントし、子供たちが楽しんでいたようです。

今回のお話し会を通じて、参加した2人から「子供たちが集中して聴いてくれたので、楽しく読むことができました。」「絵本の見やすい角度や声量を意識しながら、読み聞かせをすることができました。また、読み聞かせの中で子ども達の楽しそうな反応を見ることができてよかったです。」といったコメントをいただきました。2人とも良い経験ができたのではないでしょうか。

今後も学内だけでなく、学外にも活動の場を広げながら様々な経験をしていけたらと考えています。

 

 

学長から一言:図書館ボランティアグループである図書館倶楽部による活動報告は、福山市立大学に新設された本大好き人のグループとの交流読書会、そして近隣の子ども達のために開いた絵本の読み聞かせ会の二つ。いずれも大成功だったようです。図書館倶楽部の活動が学内だけに限らず、ドンドンと学外に広がって行くことを期待しています。