【図書館】「夏!SDGsな工作教室」に参加!

【図書館】「夏!SDGsな工作教室」に参加!

図書館倶楽部(学生ボランティア)のメンバーの寄光真衣さん(メディア・映像学科4年)が8月26日に松永図書館行事の「夏!SDGsな工作教室」に参加してきました! このことについて、附属図書館の吉津が報告いたします(投稿は学長室ブログメンバーの大谷)。

 


参加のきっかけは図書館倶楽部のミーティングで学内だけではなく学外でいろんな人と一緒に何か活動をしてみたい!と言う意見が出たことです。そこで以前、松永図書館での読み聞かせ活動に図書館倶楽部のメンバーが参加したことを思い出し、早速松永図書館に問い合わせてみました。そうすると快く承諾していただき、さらに定例の読み聞かせも良いけど、どうせなら夏に大きな工作をする行事があるのでそこで読み聞かせをしてみてはどうかとご提案いただき、今回の「夏!SDGsな工作教室」に参加することになりました。

今回参加した寄光真衣さんは、事前の打ち合わせに行く前から読む絵本を自分で用意した方がいいのか、用意するならどんな絵本がいいのか、真剣にいろいろ考えていました。打合せでは自分で選んだ絵本を持参するほどの熱心さで、松永図書館の職員の方も感心されていました。どちらの絵本を読むのかは自分で読んで選ぶことになりました。読み聞かせをするのは初めてで、まず立ち方から絵本の開き方、読み方など、いろいろ教わっていました。それを一生懸命聞いてひとつひとつ丁寧に実践していました。この日の練習と打ち合わせを終えて、寄光さんから職員の方へもう少し教えていただきたいとお願いし、もう1日一緒に練習する機会を設けてもらっていました。

行事当日、私も気になり、様子を見学させてもらいました。
寄光さんは今回の行事のテーマでもあるSDGsに関する絵本『プラスチックのうみ』を選んでいました。リハーサルでも、教わった立ち方、絵本の読み方をしっかりマスターしており、たくさん練習したことがわかりました。
時間になって子どもたちが部屋に次々に入ってくると、隣で寄光さんが「緊張してきました…」と言っていましたが、いざ本番が始まると間違えることなくゆっくり丁寧にしっかりと読んでいました。「同じ言葉を繰り返して読む」テンポが非常に大事な絵本をうまく読めており、それを子どもたちも真剣に聞いていました。

無事読み聞かせも終わり、次は子どもたちと一緒に工作です。図書館の本にカバーをする際、切って捨ててしまう部分を材料にして、オーナメントを作成しました。面白そうだったので私も少し参加させてもらいました。辺と辺をあわせ、マスキングテープを貼って作るのですが、少し材料が固いため、一人ではうまく貼ることが難しかったです。寄光さんは工作があまり得意ではないと言っていましたが、子どもたちをしっかり手伝っていました。

みんなが作り終わり、部屋を出た後は片付けもしっかり手伝い、無事行事を終えることができました。

 

参加した寄光さんからのコメントです。

「コロナが蔓延してから、3年が経ちました。そろそろ学外での活動もしたい、ということで今回地域での読み聞かせをさせていただきました。読み聞かせは初めての経験だったので、松永図書館の職員の方々にアドバイスをしていただき、練習を重ねました。最初はただ本を持つ姿勢を維持することすら難しかったです。松永図書館の職員の方々には、姿勢を維持するには脇をしっかり締めるといい、とかゆっくり本を読むには、ページのイメージを思い浮かべながら読むといいよ、など知識や経験に基づいてたくさんのことを教えていただきました。お忙しい中、練習用のお時間もとっていただき、感謝しております。今回学外に出て、人と交流することで、未知に触れることができました。これを契機に倶楽部では積極的に学外での活動をしていきたいです。」

 

行事に参加させていただいた松永図書館の方からは、また行事がある時はお願いしてもいいですか?と言う言葉をいただき、これを機に他の図書館倶楽部のメンバーが参加し積極的に学外でも活動ができたら良いと思いました。

 

学長から一言:本学図書館の学生サポーターである「図書館倶楽部」が、学外でも活動の場を拡げました。地元の松永図書館の行事に参加。子ども達に絵本を読み聞かせる図書館ならではの活動に協力したり、工作教室を手伝ったりと、部員の寄光真衣さんが大活躍! SDGsがらみの絵本の内容とともに、子ども達の記憶に残る一日になったことでしょう。