【建築学科】卒業設計展を尾道・福山市内で開催中!

【建築学科】卒業設計展を尾道・福山市内で開催中!

建築学科では,このたび,学生の研究成果を広く地域社会に発信することを目的に,「第16回福山大学建築学科卒業設計展2023」を開催いたします。学生制作の建築模型や設計図面が福山・尾道市内の公共施設等を巡回する展覧会です。このことについて,学長室ブログメンバーの山本が紹介します。

大学での4年間の学びの集大成となる卒業研究。建築学科では,卒業研究の成果を「論文」としてだけでなく,「設計」としてもまとめることのできるのが特徴です。「卒業設計」は,授業での演習課題とは違って,学生それぞれが自らでテーマを考え,敷地を選ぶことから研究を始め,空間の構成や建築をデザインし,最終的には成果を「図面」や「模型」によって表現し提案していきます。学内での発表会は年度末におこないますが,本学科では例年この時期に学生の研究成果を広く地域社会に発表することを目的に、学外での展覧会を開催しています。

さて,昨年度の成果や発表の様子はこれまでにもたびたびお伝えしてきました(2月16日3月1日)が,いよいよ学外での展覧会が始まりましたので,お知らせいたします。

ポスター(学科ウェブサイトからダウンロードできます)

 

今回の出展作品は,福山大学建築学科を今春卒業した学生が制作した卒業設計11作品です。会場の都合によりやむを得ず選抜しましたが,今回も,大学周辺の備後地域から中四国などの出身地域を題材にしたものまで,多彩な作品が揃いました

本展は,出展作品だけでなく,会場構成など展覧会そのものも見どころのひとつです。建築学科でデザインを専攻する新4年生有志12名が運営委員会を組織し,学科教員の助言も受けつつ,主体的に企画立案を進め,1~3年生も巻き込みながら実施運営に取り組んでいます。3月来,ポスターのデザインや会場の設計・設営,展示物の搬出入,ご来場の方々への案内のほか,広報活動としてラジオへの出演など,それぞれの持ち場で頑張っている姿が見受けられ,実に頼もしい限りです。

図面や模型や展示機材を準備し,トラックに載せて大学から会場へ!

 

(左)エフエムおのみち「ママ・ブランチ」(5月22日(月)放送分)に生出演!
(右)エフエムふくやま「GO!GO!B びんご〜」(5月31日(水)放送分)に出演予定!

 

会場と会期は,尾道市立中央図書館(尾道市東久保町)が5月25日(木)から31日(水)まで,まなびの館ローズコム(福山市霞町)が6月1日(木)から7日(水)まで,学校法人福山大学社会連携推進センター(福山市丸之内)が6月9日(金)から6月14日(水)までの予定です。(プレプチ企画として開催しました福山市西部市民センターでの展示は盛況のうちに終了いたしました。)

尾道市立中央図書館 設置完了!

 

6月3日(土)午前は,まなびの館ローズコム4階大会議室で,OB・OG建築家による作品紹介と現役学生や市民の皆さまを交えたゆる~い討論会も企画しています。

6月11日(日)午後の進路別セミナーや6月17日(土)のオープンキャンパスでもご覧いただけます。

詳しくは学科ウェブサイト内の特設ページほかでご案内しています。皆様のご来場を建築学科学生・教員一堂心待ちにしています!

 

学長から一言:恒例の建築学科の卒業設計展が今年も始まります。4年次に大袈裟でなく全身全霊を傾けて取り組んだマスターピースが並ぶことでしょう。展示の仕方も大事なデザイン、建築設計につながるところがあるのはないですか。ラジオでの広報もしっかり行って、大盛況になることを祈ります。