【スマートシステム学科】三蔵祭でスマートシステムを体感!

【スマートシステム学科】三蔵祭でスマートシステムを体感!

進化するこれからの電子★電気工学!秋の好天に恵まれた10月12日(金)・13日(土)・14日(日)に開催された第44回三蔵祭。工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)では、進化するこれからの電子★電気工学!「スマートシステム」を体感してみよう!!というテーマで、工学部棟を中心に様々な研究展示や成果発表を行いました。この様子を工学部スマートシステム学科の伍賀が報告します。

10月12日(金)は初日でした。というか主に設営作業の日なのですが、恒例の餅つきが1号館で開催され、たくさんの学生が杵と石臼で餅つきを体験しました。スマートシステム学科では4年生のゼミ生を中心に実施し、また松田学長にもご参加をいただいて幸先の良いスタートを切ることができました。


三蔵祭で恒例の餅つき会場です

松田学長(中央の白いジャンパーを着ておられます)も参加されたスマートシステム学科の餅つき

 

10月13日(土)及び14日(日)は工学部の2・3・4号館エントランスで、スマートシステム学科1年生主催のレスキューロボットコンテストシーズジャンボリー2018in福山大学を開催しました。これは、当学科の「教養ゼミ」で毎年恒例になっているみんなで企画するロボットコンテストの成果発表ですが、今年度は西日本豪雨の影響で長期休講があり、授業中ではロボットコンテストが完成に至らず、夏休みを利用して1年生が作業を続けて何とか開催まで持ってこれました。また、エントランスでは、機械システム工学科主催の第17回工学部ロボットコンテスト・全日本製造業コマ大戦福山大学三蔵祭場所やみらい工学プロジェクトの発表展示など、工学部の顔として大変活気に満ちていました。

工学部棟エントランス入ってすぐの様子、盛況でした

 

1年生のレスキューロボットコンテストシーズは、尾道水道界隈での災害発生をジオラマで表現し、リモコンキットのレスキュークローラを使って障害物を越えながら救助に向かう・・・というストーリーのロボット競技でした。今回のジオラマはやや大き目で、木材やプラスチックレンガなどを用いて尾道大橋や尾道と向島を作ってくれました。このレスキューロボットコンテストシーズは、ここ数年三蔵祭で開催していますが、小学校低学年までの小さいお子さんに大人気で今年もやはり多くの子供さんが体験してくれました。

レスコンシーズ備後版(尾道水道 大型版)

子供さんを中心に多くの方に体験してもらいました!

 

さらに、スマートシステム学科の研究実験エリアでは、今年も実物大ロボット操縦席(ガンダムコクピット)のロボットコントロール体験会を行いました。当初、2014年のガンダムチャレンジへの応募準備から始まった実物大の操縦席を作ろうというプロジェクトも初代メンバーは大学院生となり、今年からは2年生の有志が次世代のガンダムプロジェクトメンバーとして活動を開始しました。こちらは、中高生の皆さんやガンダム好きな方々を中心に好評を得ていました。次世代のガンダムプロジェクトでは何を創るんでしょうか?2年生メンバーには頑張ってほしいですね!

ガンダム操縦席は空気圧シリンダーで「プシュッ!!」と開閉します。

 

今年の三蔵祭のテーマは「勇往邁進」でしたが、学外からも多くの来場者がありました。さらに、好天にも恵まれ、大成功のうちに幕を下ろしました。展示や発表を通して、スマートシステム学科の活動や研究を多くの方に伝えることができたのではないかと思います。来年に向けて、また日頃の活動を頑張らないといけませんね!

第44回三蔵祭にご参加くださいました皆様、お疲れ様でした。

 

学長から一言:ロボット類には子どもたちが興味津々で群がっていましたが、後期高齢者の私が一番興味を引かれたのは、仲嶋教授の、ピン・ポイントで聴かせたい人にのみ届き、かつ聴きたい人の発生音のみ拾うプライベート音空間を作る研究でした。。。病院の大部屋病室用に実用化されるといいですねッ!