【プロジェクトM】今年も(いや昨年も)やりました。プロジェクトMのサツマイモ即売会!

【プロジェクトM】今年も(いや昨年も)やりました。プロジェクトMのサツマイモ即売会!

2022年12月19日(月)から21日(水)までの3日間、恒例の「プロジェクトM サツマイモ即売会」を行いました。このことについて、プロジェクトMの自称じいじ隊長の秦野琢之教授からの報告です(投稿は企画・文書課)。

 


2022年の春、福山大学ワインヤードの手前の水田の跡地に、奇妙な畑が出現しました。実はこれ、プロジェクトMに与えられた「畑」なのです。ここにサツマイモを植えようということになり、突貫工事で畝が作られました。そして、6月6日(月)に小雨の中、メンバー4人でサツマイモ(紅はるか)の苗200本を植えました。畑の土といってもなんだかよくわからない土でできた畑で、肥料も全く施す間もなく植えたのでどうなることか不安でしたが、幸運にも195本が無事に根付きました。

                          

貯水タンクを設置して、暑い時期は2~3日ごとに水やりをしてあげながら育てていくと8月までにはつるが伸び、葉っぱもしっかり広がりました。もちろん、畝の周りの草刈りも欠かせません。

しっかりつるが伸びてきて、水やりの心配もしなくてよくなったから、しばらくそのままにして放っておいたら・・えらいことになっていました。つるばっかり伸びて太って、試し掘りしてみると、肝心のイモはほとんど太っていませんでした。これではいかんということで、つる返しを行って様子を見ることにしました。実はそれでも十分ではなく、土の中にできる最初のイモばかりが太って2番目3番目には充分に栄養が回らないまま、収穫せざるを得なくなりました(つる返しだけでなく伸び過ぎたつるを切っておけばよかったと反省!)。収穫時期も他のことに振り回されていて、1ヵ月近く遅くなってしまいました(証拠写真 行方不明)。

 

もう待てない、とばかり11月7日(月)にイモ堀りをすることとしました。といってもMのメンバーで参加できる学生は何と2名。見るに見かねた生物工学科の4年生女子学生3名が助っ人で参加してくれました。これでも人的パワーが足らないぞと不安だったのですが、意外や意外、畑の土は柔らかく、イモを掘り出すのにそれほど手間はかかりませんでした。土から出てきたイモは、最初のイモがパンパンに太って、中には皮が大きくひび割れているものも多く、2番目、3番目は拳より小さいというちょっと悲しい収穫でした。それでも思ったより量は多く採れました。

じいじ隊長はラオス海外研修でしばらく留守にしていたので、タイミングが遅れたのですが、冬休み直前の3日間、昼休みの時間に即売会を開きました。と言っても1号館前の噴水のところにシートを広げ、その上にイモを並べてお客さんに選んでもらうという非常に簡単なやり方です。値段は大200円、中100円、小5個程度で50円。まあこんなもんでしょう。

最初はお客さんの出足が鈍く、ちょっと心配しましたが、だんだんとお客さんも増え、それなりに売れていきました。学生さんのお客さんが結構多くて、Mとしてはうれしく思いました。ゼルコバでのPRが功を奏したのでしょう。もちろん、教職員のお客さんにも感謝です。

デカすぎるイモはやや敬遠され、中くらいや小ぶりのものがよく売れるのではという予想でしたが、お客さんはまんべんなく買って下さいました。これにはちょっと意外でした。3日間頑張って売ったおかげで、最後の日にはほぼ完売となりました(最後は少しだけダンピングしましたが)。皆さま、お買い上げありがとうございました。

おもしろいことならなんでも手掛けるプロジェクトM。次は、2月終わりか3月初めに「M亭マルシェ2023」を企画中です。どうぞM亭にお越しやす!

 

 

学長から一言:プロジェクトMのメンバー生物工学科の学生有志によるサツマイモの栽培や収穫の成果を披露する即売会。3日間でほぼ完売と、まずまずどころか大盛況だったようです。焼き芋やふかし芋、はたまたおいしい天麩羅に姿を変えたことでしょう。松永駅前の活性化というプロジェクト本来の目的にも、どこかで繋がっていることでしょう。