【社会連携センター】第7回しんくみビジネスマッチングに参加!

【社会連携センター】第7回しんくみビジネスマッチングに参加!

岡山県信用組合協会による「第7回しんくみビジネスマッチング」が、11月9日(水)に笠岡総合体育館(岡山県笠岡市平成町63-2)で開催されました。コロナ禍のため、一昨年の中止と昨年の不参加を経て、今回3年ぶりの交流会に社会連携センターが支援相談機関として参加しました。その模様について、学長室ブログメンバーで社会連携センターの中村が報告します。

このしんくみビジネスマッチングは、岡山県内2信用組合のほか、広島県内5信用組合や香川県内1信用組合、秋田県内1信用組合の協力のもと「つながる、輝く」をコンセプトに掲げて、参加する企業が参加企業同士、バイヤー企業、一般のお客様との商談や交流を通してビジネスチャンスをつかむために開催されています。

福山大学社会連携センターは、第1回(2015)、第2回(2016)、第3回(2017)、第4回(2018)、第5回(2019)と参加しましたが、新型コロナウイルス感染症が拡大したことなどから主催者側の都合による中止(2020)と、コロナ禍のために出展企業を例年の半分程度に縮小された第6回(2021)の交流会には参加できませんでした。今年は出展企業の数もほぼ平常に戻りましたので、3年ぶりに第7回(2022)に支援相談機関として参加しました。

交流会は、岡山県信用組合協会の山本理事長、笠岡市の小林市長の挨拶後、岡山県信用組合協会の呉副会長の発声によって始まりました。会場となる笠岡総合体育館のメインアリーナは52.0m×38.5mで、館内のパーテーションは入ってすぐのところにセレモニーやプレゼンテーションを行うための「ステージ」が設けられていて、開会式以外に参加企業によるプレゼンテーションが12テーマ行われました。その奥に「食に関するゾーン(22ブース)」「ものづくりゾーン(15ブース)」「生活に関するゾーン(15ブース)」「交流ゾーン(38ブース)」「相談コーナー(3ブース)」が設けられていました。支援相談機関として参加した福山大学社会連携センターは「相談コーナー」にブースが配置されていました。

館内の各ゾーンは、次の写真に見られるように、ブースを5つの直線通路に沿って並べる配置となっていました。

各ブースの形状はコの字状に3面で囲まれていて、この3面の仕切りボードにポスターなどを掲示し、コの字内に机や展示物を置いて様々な業種の企業や機関などと交流を行います。

会場内では、岡山県内外から様々な業種の92の企業や機関などが一堂に会して、販路開拓及び仕入れ先の開拓や、企業間連携の促進等のための商談と、公的支援機関による経営支援策の活用に関する相談が行われました。

社会連携センターのブースにあるテーブルには、社会連携センターへ事前予約の相談申し込み名簿が置かれていて、相談時間は各15分に設定されていました。その時間内に相談を受けて回答や交流を行うことになり、合計で11の企業や機関の相談を受けました。社会連携センターのブースを訪問された方々への応対や他ブースへの訪問を通して、福山大学社会連携センターの運営目的を説明するとともに、参加企業や機関からの相談を受け、マッチングの可能性に向けた検討及び参加大学の連携状況について交流を行いました。

また、社会連携センターが発行している研究者情報一覧研究成果発表集の説明と配布を行うことで、地域社会全体の発展に寄与し、教育・研究活動から得られるノウハウを社会に還元するための連携活動に役立てました。また、企業が抱える課題を協働で解決するための交流拠点になることを目指して立ち上げた「福山連携フォーラム」の地域連携活動の内容についても紹介しました。

今回のビジネスマッチングから、岡山県西部及び広島県東部の企業や関係機関の皆様との連携がさらに深まり、支援相談機関として参加した目的や役目が果たせたならば望外の幸せと思っています。

 

 

学長から一言:地域の企業や関係機関との連携強化のために絶えず尽力している本学の社会連携センターが、岡山県信用組合協会主催のビジネスマッチングのための活動にも積極参加。いっそうの地域連携の方途を探った様子を想像し、心強く思いました。