【工学部】みらい工学プロジェクト・モデルロケットの発射実験&ライセンスの取得!

【工学部】みらい工学プロジェクト・モデルロケットの発射実験&ライセンスの取得!

工学部のみらい工学プロジェクト「モデルロケット創作プロジェクト」では、火薬で飛翔するモデルロケットを設計し製作しました。また、最後に製作したロケットの発射実験を行いました。このことについて、学長室ブログメンバーで機械システム工学科の小林が紹介します。

今年度の授業でも、前半はロケット工学やモデルロケットを取り扱う法規などを学習しました。後半は福山大学で開発したモデルロケット解析プログラムを使用して、ロケットを設計していきました。ねらいは、最高高度を設定し、設定した高度まで安定して飛翔するモデルロケットを設計・製作していくことです。

授業の最後には、製作したロケットの性能を確認するために発射実験を行いました。
ロケットの発射準備や発射操作などは授業で勉強していますので、手際よく準備が進みました。

 

発射実験は無事に成功しましたが、設定高度まで飛翔しなかったロケットや安定して飛翔しなかったロケットがありました。発射実験後に、これらのロケットについて何が原因かを考察していきました。

授業の担当教員は、モデルロケット指導講師従事者資格を取得しています。また、この授業を履修することによって、日本モデルロケット協会のモデルロケット第4級従事者資格(4級ライセンス)を取得することができます。本学科の木村君がライセンスを取得しました。

授業は前期で終わりましたが、より大型のロケットの製作やモデルロケットの全国大会に向けて、ロケットの開発を進めていくつもりです。全国大会は高度や滞空時間を競いますが、良い成績を期待しています。

 

 

学長から一言:工学部の学科横断型授業の一つであるモデルロケットづくりが今年も終わりましたか。日本モデルロケット協会の資格を取得できた木村君、おめでとう! 小さくてもコンピュータを使って十分計算した上での本格派ロケットなのでしょう。受講生のみんながワクワク、ドキドキしながら最後の発射実験を行ったことだろうと想像しました。失敗も良い勉強ですが、次回は全機が所定の高度と安定飛翔を達成するように頑張ってください。