【メディア・映像学科】3年生が情報コミュニケーション学会全国大会で発表!

【メディア・映像学科】3年生が情報コミュニケーション学会全国大会で発表!

3月12日(土)~13日(日)にオンライン開催された情報コミュニケーション学会第19回全国大会において、メディア・映像学科3年生の松永雪花さん(銀河学院高等学校(広島県)出身)が研究発表を行いました。そのときの様子をメディア・映像学科の丸山講師が報告します(投稿:学長室ブログメンバー渡辺)。


メディア・映像学科の丸山です。本学科の学生としては初となる学会発表を行ったのは3年生の松永雪花さんです。

2日間にわたって開催された情報コミュニケーション学会の第19回全国大会は、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、Webexを用いてオンラインで行われました。本来なら、神奈川県相模原市にある青山学院大学で催されるはずだったのですが、オンラインに切り替わったことで地方大学の学生も参加しやすくなり、「1年間取り組んできた卒業研究の成果を発表してみよう!」ということで学科初の学会発表デビューに至りました。

松永さんの発表タイトルは「ディズニープリンセスイメージの変遷と今後」で、フェミニズム・スタディーズとリプレゼンテーション・スタディーズを掛け合わせた意欲的な研究です。

大学の先生方や大学院生に混じり、たった15分で1年間の研究成果を発表するという学会発表の洗礼を受けながら、松永さんは見せ方や伝え方を工夫したスライドを使って堂々と発表しました。また、学会発表前には予稿集に論文を投稿するのですが、その執筆にも精力的に取り組みました。丸山ゼミでは、3年次の後期末に1万字レポートの提出を課していますが、その時のものよりも内容と文章表現が何段階も成長した予稿論文でとても驚きました。

松永さんの卒業研究結果の最終提出まで残り9ヶ月。さらに作品分析を精緻化し、充実した卒業論文が提出される日が楽しみです。

 

 

学長から一言:学部3年生にして早くも学会の全国大会デビューとはすごい。私の知る学会などでは考え難い快挙です。情報コミュニケーション学会の「開かれた」イメージを想像しました。また、学会発表という具体的な目標に向けて努力する中でドンドン成長していく学生の姿を見るのも教師の醍醐味というもの。松永さん、今回は丸山講師と二人三脚の面があったかも知れませんが、次は真の自立を目指して頑張りましょう。