【建築学科】学年製図賞の審査が行われました!

【建築学科】学年製図賞の審査が行われました!

設計製図関連の授業における学生の作品を評価する年度末恒例の学年製図賞の審査会が開かれました。コロナ禍に負けず意欲的な作品が多く、特に今年度は女子学生の入賞者が多かったようです。建築学科製図授業担当教員の1人である佐々木准教授から届いたリポートについて、学長室ブログメンバーの伊澤が紹介します。

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建築学科では毎年、設計製図演習系科目で提出された製図課題を対象とした優秀製図賞の選考を行っています。設計課題の出題教員が推薦する作品の中から学年ごとに最優秀1作品、優秀3〜4作品を選出しています。2021年度は、昨年に続きコロナ禍での厳しい状況ではありましたが、悪条件に負けず意欲的な作品が並びました。

製図室に並べられた作品はどれも力作で選考は難しく、設計担当教員6名による議論を経て、最優秀賞と優秀賞が決まりました。本年度の受賞は以下のとおりです。

今年は例年になく、女子学生の入賞が多い結果になりました。選考は作品だけで行うので性別は影響しませんが、在籍者の2割しかいない女子学生が入賞者の6割を占めるというのは驚きです。意欲的な女子学生が多いのだと思います。

優秀作品は、新学期オリエンテーションの時に表彰されます。受賞が今後の励みになり、惜しくも賞に至らなかった人にもよい影響があることを期待しています。新学期も頑張ってください!

2021年度学年製図賞受賞者

3学年製図賞

受賞者名

作品タイトル

最優秀賞

岡本 直大

建築の境界を超えて

優秀賞

大村 飛勇我

廻る

優秀賞

手錢 一眞

SUKIMA -尾道をいかして

優秀賞

藤田 怜那

Diversity-人と人を繋ぐ

優秀賞

藤谷 淳史

MATSUNAGA Farm Deck -松永の味覚-

2学年製図賞

 

 

最優秀賞

山根 愛加

街中に浮かぶ雲

優秀賞

伊藤 鈴菜

Linkする家

優秀賞

釘山 夏実

集いー繋がるー集い合う

優秀賞

鶴村 愛水

越境-Crossing the border

優秀賞

藤井 朱莉

のびのび過ごせる幼稚園

1学年製図賞

 

 

最優秀賞

烏田 柚乃

ポリゴン

優秀賞

河瀬 穏空

優秀賞

楠本 哲平

趣味のための家

優秀賞

藤岡 拓志

COLUMHOUSE

優秀賞

山本 菜々子

集いの家

選考の詳細はこちら

 

 

学長から一言:授業の中で学生諸君が作成した設計図の中から優秀な作品を選んで表彰する教育方法に大いに感銘を受けました。当該授業での個々人の成績は当然ながら別途でているわけですが、個人のレベルに留まるのではなく、優れた作品を学年を越えて鑑賞し合い、相互に刺激し合う意図があるのでしょう。素晴らしい! 女子学生の躍進が目立ったのも喜ばしい。下級生の作品の中に上級生を越える非凡な才能がピカッと光るものが含まれるかも知れませんね。