【工学研究科・情報工学科】国際会議GCCEで研究デモ発表!

【工学研究科・情報工学科】国際会議GCCEで研究デモ発表!

工学研究科1年生の正畑君と情報工学科4年生の山上君から国際会議 2021 IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2021)において、デモ発表の報告が届きました。このことについて、工学研究科の中道と池岡が紹介します。

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工学研究科情報処理工学専攻1年生の正畑です。情報工学科4年生の山上です。
10月12日(火)~15日(金)に京都で開催されました国際会議2021 IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2021) にて、研究のデモ発表を行いました。GCCE は、IEEE(アイトリプルイー)と呼ばれる米国に本部を持つ電気・電子技術に関する学会が主催する「家電」に関する国際会議です。

https://www.ieee-gcce.org/2021/index.html

大学院生として少しでも英語に慣れ、勉強できるように頑張って発表してきました。今回は、現地発表とオンライン発表のハイブリッド開催で、私たちは情報工学科の研究エリアからオンライン発表を行いました。そこで、私たちは以前にHISSで発表した内容(https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/42510/)をさらに進めて、次のような2件の研究成果をデモ発表しました。

Evacuation Guidance Experiment using V-Wall App, Masato Yamagami, Haruki Kuroki, Hiroshi Ikeoka, Noboru Nakamichi, Proc. IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE), pp.81-84, 2021. 避難誘導するためのアプリとして、V-Wall Appを提案して、その避難短縮効果をVR環境で確認する内容です。

Spotlight Type Pointing Environment for Librarian, Tomonori Shohata, Yuki Takeda, Noboru Nakamichi, Keita Watanabe, Toshiya Yamada, Proc. IEEE 10th Global Conference on Consumer Electronics (GCCE), pp.85-88, 2021. スポットライト型ポインティングシステムによって、利用者に近づくことなく司書が図書の案内をすることができます。

オンライン発表ということで、先に5分以内の発表デモを動画で提出し、閲覧者とチャットや音声で質疑応答を行いました。

オンラインデモ発表の様子

オンラインデモ発表の様子

デモ発表の画面

デモ発表の画面

ノベルティも届きました

ノベルティも届きました

コロナ禍の中でオンライン発表を選びました。やはり京都に行きたかったですが、ちょうど発表日にノベルティ(参加記念グッズ)も届いて国際会議に参加した気分になれました。

 

 

学長から一言:大学院生の正畑君と学部4年生の山上君、国際学会で英語での発表をきっと堂々と行ったことでしょう。大会開催地の京都へ行けなかったのは少し残念だったけれど、情報工学を専門とする二人にとっては、動画とチャットを駆使したオンラインでの学会参加こそ本領発揮というところではないでしょうか。発表内容も避難誘導や図書館で司書が利用者に近づくことなく案内するアプリと、実用性の高いもの。きっと多くの人の注目を集めたことでしょう。これからもドンドン研究を進めて、果敢に学会発表に挑戦して下さい。期待しています。