【工学部】「学生フォーミュラに挑戦」授業で電気自動車が動きました!

【工学部】「学生フォーミュラに挑戦」授業で電気自動車が動きました!

工学部のみらい工学プロジェクト「学生フォーミュラに挑戦」では、学生が設計・製作した自動車で競技に臨む「学生フォーミュラ」への出場を目指し、自動車製作に関するプロジェクト学習に取り組んでいます。このことについて、情報工学科の山之上から紹介いたします(投稿は中道)。

工学部のみらい工学プロジェクトは、工学部の各学科が協力して取り組む学科横断型の教育プロジェクトです。様々なテーマのプロジェクト授業が実施されています。その中の「学生フォーミュラに挑戦」のプロジェクトでは、学生がフォーミュラカーを設計・製作し、競技への参加を目指す中で、自動車製作に関する基本ノウハウを学んでいます。

本年度は、「動く自動車をとにかく作ってみよう」ということになりました。昨年度末に、教職員がモデルになる電気自動車を設計製作し、受講生はその電気自動車を見て、同じものを作る演習をすでに行っています。今回、受講生は3グループに分かれ、それぞれのグループで電気自動車の製作を行いましたが、このたび、そのうちの1グループが見事にほぼ完成させ、運転することができました。

写真1は、動いた電気自動車とそれを取り囲む「学生フォーミュラに挑戦」の受講者です。
写真2は、動いた電気自動車に乗っている受講生です。
また、運転している様子は、https://youtu.be/R47095292-U から見ることができます。

「学生フォーミュラに挑戦」の受講者

写真1:「学生フォーミュラに挑戦」の受講者

写真2:作成した電気自動車に乗っている受講者

「学生フォーミュラに挑戦」では、この他に学生フォーミュラ大会に出場するときに必要になる車体のフレームの設計の体験として、フレームのペーパークラフトを作成したり、コンピュータ室の三次元CADを使って設計を行ったりする授業も行っています。

作成した車体のペーパークラフト

作成した車体のペーパークラフト

SAの三次元CADの説明を熱心に聞いている受講生

SAの三次元CADの説明を熱心に聞いている受講生

受講生は、何度も自動車を作っては分解して、修正を行っていました。授業時間だけでは時間が足りなくなりましたが、熱心に取り組み1台の電気自動車が動き始め、それに試乗することができました!

 

 

学長から一言:子どもの頃に作ったプラモデルのミニカーではなく、本格的に乗って走らせることのできる自動車を作る作業は、学生の皆さんにとってはたまらない魅力でしょう。授業時間だけでは収まらなかったのもうなずけます。1台は見事完成ということで、試乗中の動画も見ましたが、残り2グループの作品はどうなったか気になるところです。できれば、実際に動くようになる最後までやり遂げて欲しいものです。