【人間文化学科】教育実習に向けて模擬授業を実施!

【人間文化学科】教育実習に向けて模擬授業を実施!

 5月10日(月)、12日(水)、14日(金)の3日間にわたって、本年度の教育実習を控えた人間文化学科の学生9名が模擬授業に挑みました(残る1名は後期での実施)。これは、教職課程の授業とは別に実施されるもので、本学科独自の取り組みとして定着しています。以下、その様子を人間文化学科のブログ委員の脇がお伝えします。

 昨年度の模擬授業は、コロナ禍のため感染防止を最優先にして急遽中止に……。今年度もギリギリまで揺れ動きました。しかし、実習が実施される以上、可能な限りサポートするのが学科の務めです。ということで、人数制限やマスク着用など厳戒態勢のなかで実施の運びとなりました。

 今回、授業者として教壇に立ったのは、次の学生諸君(敬称略)です。

―【社会】【地歴】木之下 燿・高橋亮磨・田中大輔・目黒海結

―【国語】小田原敦司・妻戸怜央・中山舞香 ※いずれも中学・高校

―【英語※】新名内弓貴(中学)・松川結菜(高校) ※英語科の教員免許については、2018年度入学生まで取得可能

 1人の持ち時間は授業20分で質疑10分という短いものでしたが、実習生だけでなく、後輩(次は皆さんの番です!)も「生徒」として参加し、改善のためのコメントを寄せてくれました。また、教員からは当然ながら的確かつ厳しい指導・助言があり、授業者が懸命にメモを取る姿も見られました。

 この記事が載る頃には、すでに数名の学生が母校での実習を開始していることと思います。なお、本学科の学生の教育実習先は広島・島根・宮崎など広域にわたり、緊急事態宣言発令地域での実習となる学生もいます。実習生にとって難しい対応を迫られることの多い状況ではありますが、「先生」になることの責任と不安、そして喜びなど、多くのことを経験し学べるはずです。成長した学生諸君との再会を楽しみに待っています。

 

 

学長から一言:コロナ禍の下でも万難を排して実施される教育実習。それに向けて、厳しい状況を跳ね返し学科を挙げて取り組んで下さった実習前の模擬授業。その地道な努力に最大限の敬意を払います。母校での実習に赴く学生の皆さんは、この活動を通じて、すでにきっと多くのことを学んだことでしょう。模擬授業で寄せられたコメントや意見を活かし、実習校では素晴らしい授業実践を繰り広げることができると信じています。しっかり頑張りましょう!