【経済学科】TOEIC350点アップ!経済学科の学生の海外研修体験談

【経済学科】TOEIC350点アップ!経済学科の学生の海外研修体験談

TOEICが約350点アップした経済学科の学生の海外研修の体験談について報告します(学長室ブログメンバー藤本倫史の投稿)。

今回は、私のゼミに所属する3年生木戸崇博君の本学が提携しているカリフォルニア大学リバーサイド校の4週間プログラムと、カリフォルニア州立大学サンマルコス校の2週間のオンラインプログラムについての体験談について紹介します。

木戸君は、このプログラムをきっかけに英語の勉強を頑張り、英語コミュニケーション能力の測定テストで最もポピュラーになっているTOEICで約350点アップしました。

それでは、木戸君の体験談です。

経済学部経済学科3年生の木戸崇博です。私は、入学当初は英語が苦手でTOEICのスコアは400点ほどでした。しかし、大学生の間に自分の英語力を社会に出ても通用するレベルにまで改善したいと考え、英語学習に取り組むことを決意しました。そして、福山大学で行われているプログラムを活用し、毎日勉強に取り組むことでTOEICスコアを755点に向上させることができました。私が参加した海外研修プログラムは2つです。1つはカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)へ4週間の短期留学、もう1つはカリフォルニア州立大学サンマルコス校(CSUSM)へ2週間のオンライン学習プログラムです。

それぞれのプログラムの感想や内容の説明をします。

まず、UCRへの留学についてです。午前に基礎的な単語や文法などを学び、午後はクラスメイト同士で交流し、自分の座右の銘や尊敬する人物の紹介など意見交換を行いました。また、滞在中はホームステイをしており、ホストファミリーの方にほぼ毎晩現地の料理を作ってもらったり、時には私が簡単な日本食を振る舞ったりして交流を深めました。

この語学留学を通じて、特にリスニング能力が向上しました。実際に、留学前と留学後に受けたTOEICのスコアにもそれは反映されており、リスニングのスコアが約150点増えていました。留学の経験や学習の成果が数字で結果を残せたことは、勉強意欲の増加にも繋がったので非常に嬉しかったです。

次に、CSUSMのオンライン学習プログラムです。こちらは、オンラインで現地の方と交流して異文化を知るというプログラムですが、授業は基本的に10~12時に行いました。授業では、自分の住んでいる地域の観光名所や歴史的施設の紹介、カリフォルニアの主要産業やCSUSMのあるサンディエゴの名産品についてなどを学びました。

特に興味深かったのは、SDGsについての授業です。SDGsの概要に加えて、現地の学生が実際に行っている活動の紹介やSDGsの目標を達成するために私たちは何が出来るか、アメリカと日本の学生同士で議論しました。最終的に、SDGsの7つ目のエネルギーに関する目標に対して、もし今後3ヶ月、この目標の達成のために取り組むとしたら自分はどのように行動するかのプレゼンテーションを行いました。短い期間でしたが、非常に濃い内容でした。

最後に、私は英語学習を通じて行動力や継続力など英語能力以外の部分も改善することができました。この経験を残りの学生生活や社会人になった後も駆使して活躍できるよう頑張ります。

 

木戸君は、この他にも自発的にイギリスへの短期留学や英語教室にも通い、語学力アップに努力しています。

また、語学学習だけでなく地元の特徴を生かしたビジネスプランを作成し、広島ベンチャー育成基金で銀賞も獲得しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

現在、新型コロナウイルス感染症の影響により海外研修を実施することは難しい状況ですが、本学ではオンラインプログラムなど工夫して海外交流を行っています。

木戸君は、現在就職活動中で、このような海外研修やTOEICの成果をPRし、金融やスポーツビジネス企業へ就職できるように頑張っています。

私としても、本学科で主催しているアメリカスポーツビジネス研修などを通じて、学生たちの能力やモチベーションアップに貢献していきたいと考えています。

 

学長から一言:木戸君、君の主体的で積極的な学びが、しっかり成果になって現れましたねッ!今後もますますがんばってねッ!期待しています!!!