【メディア・映像学科】ラジオとドキュメンタリードラマをテーマとした研究会を開催!

【メディア・映像学科】ラジオとドキュメンタリードラマをテーマとした研究会を開催!

2月28日(日)の13時より、ラジオとドキュメンタリードラマをテーマとしたオンライン研究会を開催します。この研究会には、2019年放送の『SCRATCH差別と平成』(TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作)を制作した神戸金史氏の他、辻⼀郎氏(元毎日放送取締役編成主幹)と今野勉氏(テレビマンユニオン取締役最高顧問)をゲストにお迎えします。この会について、学長室ブログ担当の渡辺が案内します。


メディア・映像学科では、学生有志を中心に福山駅前のシネマモードで映画会を開催しています。これまでに震災やジェンダー等、社会的関心の高い内容に関する映画や、日本が世界に誇るアニメーション映画などを取り上げてきました。映画上映後に、作品の制作関係者や関連分野の研究者をお招きしてティーチインも行っています。写真は前回(上段)、前々回(下段)の様子です。

 

しかし、2020年度は新型コロナウイルス感染症により例年通りの開催が叶いませんでした。そこで、今回はメディア・映像学科映画会と専修大学人文科学研究所、そして日本映像学会ドキュメンタリードラマ研究会がタッグを組み、オンラインで「音」について考えるイベントを開催することになりました。

テーマはずばり「ラジオとドキュメンタリードラマ」です。第一部は、ラジオ黄金期/テレビ草創期のドキュメンタリー制作について研究発表とディスカッションを行います。第二部は、2019年に放送され放送文化基金賞最優秀賞など多数受賞した『SCRATCH差別と平成』(TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作)を鑑賞し、制作された神戸金史氏に講演をいただきます。また、他ゲストにはラジオとテレビの制作に長年携わられてきた辻一郎氏(元毎日放送取締役編成主幹)と今野勉氏(テレビマンユニオン取締役最高顧問)をお迎えします。

タイムテーブル

  • 第一部(13:00~14:00)
    ラジオ黄金期/テレビ草創期におけるドキュメンタリー制作についての研究発表とディスカッションを行います。
    ゲスト:辻 一郎氏(元毎日放送取締役編成主幹)
  • 第二部(14:10~17:30)(18:00まで延長する可能性あり。)
    2019年に放送されたラジオ番組『SCRATCH差別と平成』(60分)を鑑賞します。制作者に講演いただき、その後はパネルディスカッションを行います。
    講演:神戸金史氏(RKB毎日放送 報道局デジタル報道担当局長)
    パネリスト:辻 一郎氏、今野 勉氏(テレビマンユニオン取締役最高顧問)

鑑賞番組『SCRATCH差別と平成』の紹介

この番組は、相模原障害者施設殺傷事件を起こした植松死刑囚と、障害のある子を持つ神戸さんとの対話によって構成されています。接見時に録音はできないので、植松死刑囚の声は、面会に立ち合った別の記者が精密に再現しています。神戸さんの言葉に植松死刑囚がどう答えたのか。本研究会では、この番組をドキュメンタリードラマに位置付け、その表現の可能性や課題を考えます。放送文化基金賞最優秀賞など多数受賞。制作・著作:TBSラジオ、RKB毎日放送

 

参加申込

どなたでも参加いただける公開研究会です。参加費はかかりませんが、オンライン開催のために事前申込を2月26日(金)17時までに、下記URLもしくはQRコードよりお願いいたします。

申込先:https://forms.gle/6irnb6YzZVafL3V47

学長から一言:コロナ禍の下、メディア・映像学科も工夫して、ラジオとドキュメンタリードラマをテーマとしたオンライン研究会に挑戦です!内容も、なかなかハイレベルで挑戦的!!!学生の皆さん、しっかり参加しましょう!地域の方も遠方の方もどうぞ。