【生物工学科】“さんぞうの赤 2017” 発売!

【生物工学科】“さんぞうの赤 2017” 発売!

昨年発売した福山大学ブランドの赤ワイン “さんぞうの赤” の新しいヴィンテージ、“さんぞうの赤 2017” が発売になりました! 装いも新たになって、5/8(火) より市内のいくつかのショップに並んでいます。福山大学ワイン醸造所長の 吉﨑 がお伝えします。

 

“さんぞうの赤” とは?

さんぞうの赤 は福山大学と せらワイナリー が共同開発した赤ワインです。生物工学科 の分子生物学研究室で分離された、バラ由来の酵母・無農薬栽培されたブドウ由来の酵母が使われています。

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ヴィンテージというのはブドウの収穫と仕込みをした年という意味ですね。ワインは数年から時に数十年も熟成させますが、近年ではフレッシュでフルーティーな軽口のワインが世界的に流行しています。この場合はあまり長期熟成させず、早めに飲まれます。

福大の酵母を仕込に用いる様子

また、新しい野生由来の酵母を使っているということで、ワイン醸造に適した酵母かどうかを様々な角度から調べて、昨年の 日本ブドウ・ワイン学会 でも発表しています。もちろん、世界中で使われているワイン用酵母と遜色ないことが分かっております。

学会発表した4年生唐川さん(当時)と久冨教授

さっそく私も飲んでみましたが、さんぞうの赤は “マスカット・ベーリーA” という日本のオリジナルブドウ品種を使っており、心地よい酸味とイチゴの香りが特徴です。まさに流行の先端を行く日本ワインに仕上がっています。

表ラベル

裏ラベル

買えるお店について

今回の発売に当たっては 山陽新聞 さん始め各紙、TSSプライムニュースなどでも取り上げられました。日本ワインの注目度の高さがうかがえます。

飲んでみたい!という方は、天満屋さんやニチエーさん、通販では 小畠酒類販売 さんや ぬまくま夢工房 さんなどでお買い求めいただけます。ぜひ感想をお寄せください!

 

学長から一言:福山大学の立地している三蔵の丘が、名前の由来です。。。生物工学科の研究室での根気のいるジミーな研究成果から生まれた酵母による名品を、ぜひ味わってみてください!!!