【海洋生物科学科】若きホープ!!

【海洋生物科学科】若きホープ!!

海洋生物科学科の新顔、若きホープ「黒澤菜海」助手の紹介です♬

みなさん、こんにちは。海洋生物科学科ブログ委員の Kenji♪ です。今回は、黒澤助手に自己紹介をお願いしました!!

 

黒澤助手から、皆さんにご挨拶です・・・

みなさん、初めまして! 4月より海洋生物科学科の教員として着任しました、黒澤菜海です。どうぞよろしくお願い致します。
実は、私は今年の3月に福山大学海洋生物科学科を卒業したばかりです。恐らく、この福山大学で一番若い教員だと思います。若さと年齢の近さを生かして、後輩たちの学生生活をサポートしていきたいと思っています。

 

因島の藻場で、魚を採集中の私。

 

みなさんは、福山大学の因島キャンパスをご存知でしょうか?

ここには海洋生物科学科の研究室や、無料で見学いただける水族館マリンバイオセンターがあります。
私はここで、水族館で飼育している生物の管理をしつつ、クロウミウマ(タツノオトシゴの仲間)の研究をしています。水族館は本学から少し離れた場所にありますが、ぜひ遊びにいらして下さい!

 

水族館マリンバイオセンター

私の研究テーマ・・・

私が現在行っている研究について、紹介します。研究テーマを簡単にいえば、「クロウミウマの稚魚を、いかに育て生き残らせるか」・・・です。
タツノオトシゴの仲間は、漢方薬や観賞用として漁獲されます。また、生息域の減少や漁業で混獲されることが多く、天然資源の減少が問題になっています。
そこで、完全養殖を目指した研究が世界各国で行われています。しかし、完全養殖を実現させるためには多くの課題が残されています。私たちは、産まれてすぐの稚魚をいかに生き残らせるか、そのための飼育方法などを研究しています。これまでの研究で、飼育容器や飼育環境、餌などを検討し、昨年以降は産まれた稚魚を70%以上生き残らせることに成功しました。

 

クロウミウマの稚魚。大きさは7mmくらい。

 

大きくなったクロウミウマは水族館で展示していますので、ぜひ見にいらして下さい!!

クロウミウマは、とてもかわいい魚です。おっとりとしていて癒されること間違いナシです!!!

クロウミウマの魅力(他の魚でも可)に気づかれた方は、私に話しかけていただけると嬉しいです。私と「お魚トーク」で盛り上がりましょう♬

 

クロウミウマの成魚。大きさは17mmくらい。

 

学長から一言:クロウミウマは、辰年のお正月には、本学の水族館の元旦飾りに欠かせない存在ですネッ!辰年生まれの私としては、とても親近感を持っていますよ!!!黒澤菜海さん、教員としてしっかり成長してくださいねッ!!!