【機械システム工学科】エアロゾル化ガスデポジション装置が稼働!

【機械システム工学科】エアロゾル化ガスデポジション装置が稼働!

工学部機械システム工学科4年の丸山淳之丞と立濱徹です。私たちは、卒業研究でエアロゾル化ガスデポジション装置を使用して研究に取り組みます。この装置は、呉市にある(株)テクニクスコからいただいた、通常高温で焼き固めないと形にならないセラミックスを室温で作ることができる夢のような装置です。この度、ようやく準備が整って使用できる状態になりました。


試験片をセットして実験準備です。様々なパーツがあるので壊さないようにセットしますが、まだ慣れないので慎重にセットします。


このような粉末をセットしました。セラミックスの粉末で、通常は1,500°程度で焼き固める必要があります。

それが、この装置では室温でコーティングができます。透明なガラスの上に透明な膜がコーティングできました。高温にしないので、優れた特性の膜ができると期待されています。これから条件を様々に変えて特性を調査します。卒業研究の時間はあと少しですが、素晴らしい膜を作りたいと思っています。

 

学長から一言:(株)テクニクスコさま、素晴らしい装置をご寄贈いただき、ありがとうございました!早速学生が卒業研究で使用を始めましたよ!!!ワクワクしながら、トライを続け、おもしろいコト・モノを生み出してくれることでしょう!