【電気電子工学科】2026年度の卒業研究中間発表会を開催しました
10月20日(火)の午後、福山大学科工学部電気電子工学科では、令和8年度の卒業研究中間発表会を開催しました。卒業研究は、大学で学んできた知識や技術を活用し、学生自身が研究課題に取り組む、大学生活の集大成ともいえる活動です。中間発表会は、4年生がこれまで進めてきた研究の成果や課題を報告し、今後の研究の方向性を確認する大切な機会となります。以下、発表会当日の様子を学科のブログスタッフの伍賀がお伝えします。
多彩な研究テーマを発表
今年度も、電気電子工学の幅広い分野に関わる研究テーマが発表されました。身近な社会課題への応用としては、焦電センサーを用いた害獣対策や、ドローンで撮影した画像から建築物の3Dモデルを生成し、設備点検へ応用する研究などが紹介されました。また、パラメトリックスピーカーの音響特性の改善や、空間干渉を利用した水中光通信の高感度受信など、音や光を利用した新しい技術に関する研究発表も行われました。さらに、重度障害児向け電動台車の開発など、人々の暮らしを支える福祉工学への応用も取り上げられました。このように、電気電子工学は、センサ、通信、情報処理、制御技術などを組み合わせることで、さまざまな社会課題の解決につながる学問分野です。
卒業研究中間発表会の様子
研究の成果を伝え、議論する
卒業研究では、装置やシステムを開発する技術力だけでなく、自ら課題を見つけ、解決方法を考え、実験や解析によって検証する力も求められます。また、研究内容を限られた時間で分かりやすく説明し、質疑応答を通じて自分の考えを伝えることも、技術者・研究者を目指す学生にとって大切な経験です。今回の中間発表会で得られた意見や助言を、今後の実験や開発、研究内容の改善につなげていってほしいと思います。
伍賀研究室の高橋海斗君による「ドローン空撮画像を用いた建築物3Dモデル生成と設備点検への応用に関する研究」の発表の様子
卒業研究の完成を目指して
卒業研究は、必ずしも最初から思いどおりに進むものではありません。試作や実験を繰り返し、課題を一つずつ解決していくことも、ものづくりや研究の大切な過程です。今回の発表を一つの節目として、学生の皆さんには、卒業研究の最終発表に向けてさらに研究を発展させてほしいと思います。
電気電子工学科では、今後も学生が主体的に研究課題に取り組み、その成果を発表する機会を通して、技術力だけでなく問題解決力や発信力を育てていきます。
学長から一言:工学部電気電子工学科の卒業研究中間発表会が例年通り、学科の教員・学生が参加して実施されました。研究内容は実に多岐にわたっていることが分かります。電気電子工学という分野がもともときわめて広範な領域をカバーしているからでしょうが、学生諸君はこの分野の基礎的・専門的知識・技術を身に付けるとともに、「この研究がなぜ必要なのか」を自ら考え出し、日々ひたすら問題解決に向けて努力しているのでしょう。残された時間に、さらに研究の精度を上げるよう頑張ってください。






