【電気電子工学科】大学院生が国際学会 SICE FES 2026 でポスター発表を行いました
2026年9月14日(月)から17日(木)にかけて、パシフィコ横浜にて「SICE FES 2026」が開催されました。本大会では、本学大学院工学研究科 電子・電気工学専攻 修士課程2年で、伍賀ゼミにおいてスワーム・ロボティクス(群ロボット)研究に取り組んでいる川上君が、ポスター発表を行いました。その様子を工学部電気電子工学科のFUKUDAI Magスタッフ伍賀が報告します。

SICE FES 2026の会場 パシフィコ横浜

SICE FES 2026会場内で記念撮影です
川上君の発表題目は “The Emergence of Cooperative Group Behavior in Real-World Environments” (Kawaue Shodai, Goka Masanori)です。本研究では、複数の移動ロボットが互いに関わり合いながら、実環境において協調的な群行動を生み出すことを目指しています。スワームロボティクスでは、多数のロボットが単純なルールや相互作用をもとに、全体として目的を達成する行動を実現することが重要な課題となります。
川上君は、2024年に高知で開催されたSICE FESにも参加しており、今回はその経験を踏まえて英語でのポスター発表に挑戦しました。ポスター発表では、研究の目的、シミュレーションと実機実験の関係、実環境で生じる課題などについて説明し、来場者からの質問に答えながら議論を行いました。

ポスターを用いて、群ロボットの実験結果を説明しました
英語で論文を執筆し、ポスターを制作、そしてそれを説明することは簡単ではありませんが、研究内容を整理し、相手に伝わるように説明することは、大学院での研究活動において非常に重要な経験です。今回の発表を通じて、川上君にとっても研究を客観的に見直し、今後の修士課程での研究をさらに発展させる貴重な機会となりました。
また、会場ではポスター発表だけでなく、企業や研究機関による展示も行われていました。ロボットやモビリティ、Physical AIに関わる展示を実際に見学し、最新の技術動向に触れることができました。自分の研究分野と社会実装のつながりを考えるうえでも、大変有意義な機会となったようです。

店舗作業用ロボットの展示を見学

会場での企業展示、モビリティ関連の展示も体験
また、今回のSICE FES2026では学科長・香川教授の “High-Resolution Coastal Monitoring Using a Low-Cost Sensor Network: Observations of Coupled Sea Surface Temperature and Atmospheric CO2 Dynamics”(Kagawa Naoki, Shinki Tomohiro) の発表もありました。
電気電子工学科では、学部での卒業研究に加え、大学院での専門的な研究活動や学会発表にも力を入れています。今後も、学生一人ひとりが自らの研究テーマに取り組み、学外へ向けて成果を発信していくことを期待しています。
なお、川上君は修士課程でSIMOSE奨学金の支援を受けており、今回の学会発表もその支援のもとで実現しました。大学院生の研究活動を支えていただいている関係の皆様に、心より感謝申し上げます。
学長から一言:大学院工学研究科修士課程2年の川上翔大君、国際学会「SICE FES 2026」での研究発表、お疲れ様。多数のロボットが単純なルールや相互作用をもとに、全体として目的を達成するという、スワームロボティクスについて初めて知りました。開催地は国内の横浜でも発表は英語でと、やはり国際学会。来場者との質疑応答や遣り取りの中で、きっと新たな研究のヒントがつかめたことでしょう。より高いレベルの研究に発展することを期待します。




