ゴールデンウィーク期間の過ごし方について:2021年4月

2021年4月26日

福山大学危機対策本部

                                                      

 新型コロナウイルス感染症は,未だ収束に向かうことなく,新規感染者数も増加傾向にあります。政府は,4月に入って10都府県にまん延防止等重点措置を適用しました。しかし,大阪府を中心に感染者数は増加傾向にあるため,4月25日に緊急事態宣言を4都府県(東京,大阪府,京都府,兵庫県)に発令しました。実施期間は4月25日から5月11日までの17日間です。今回の緊急事態宣言は,「感染拡大の主な起点となっている飲食の場面に対する対策の更なる強化を図るとともに,変異株の感染者が増加していること等を踏まえ,人の流れを抑制するための措置等を講じる」ことが目的です。広島県もこれらの対象地域への移動は,最大限自粛するように要請しています。

 

 このような中,4月末からのゴールデンウィークの期間中,現在いる場所に留まり,できるだけ県をまたぐ移動は自粛するようにお願いします。しかし,すべての移動を禁止するものではありません。もしやむを得ず,県をまたぐ移動が必要な場合は,3つの「密」の回避を含め基本的な感染防止策を徹底するとともに,特に大人数の会食は絶対に控えてください。また,発熱等の症状がある場合は,移動や外出を控えてください。

 

 なお,ゴールデンウィーク期間中に県をまたぐ移動(通学・通勤及び日常の生活圏内の移動を除く)を行った場合,「県をまたぐ移動を行った場合の行動トレーシング表」に,大学へ通学・通勤する住居地へ戻ってから14日間の行動履歴を記入してください。この表は原則自己保管としますが,感染者及び濃厚接触者・接触者となった場合は,感染拡大防止のために使用しますので,学生は学生課,教職員は庶務課を通して危機対策本部へ提出してください。

 

 また,上記の場合,大学へ通学・通勤する住居地へ戻ってから,薬局を活用した無料のPCR検査を受けることを強く推奨します。PCR検査の受け方については,4月19日発の危機対策本部からのお知らせ「福山市からの依頼によるPCR検査事業への協力について―身近な薬局でPCR検査が受けられます―」並びに「福山市によるPCR検査事業について ―福山駅前臨時PCRスポット―」を参照して下さい。

 

 最後に,手洗い及び咳エチケットの徹底,「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発声をする密接場面」という3つの「密」の回避,十分な睡眠・栄養による健康管理にも,これまで通り努めてください。また,毎日の「健康管理と行動調査票」の提出を怠らないようにお願いいたします。