本学における新型コロナウイルス感染症検査陽性者の発生のその後について

 本学の学生が、検査(正確には抗原検査)の結果陽性者と判明したとのお知らせを、先週7月16日に行いました。その後、この学生と行動をともにしていた、別の学生1名の感染も判明しました。

 在学生から陽性者が出たことから、福山市保健所が、感染者と接触の可能性があったと思われる学生等について、今週はじめに連絡を行い、7月21日(火)・22日(水)の2日間で、約90名の検体採取を実施されました。その結果、検査対象者全員が「陰性」であったとの報告を受けましたので、お知らせします。学内での新たな感染は発生していない、ということです。

 関係者、関係機関の皆様には、多大なるご尽力をいただき、厚くお礼申し上げます。また、感染が判明した学生の、一日も早い回復を教職員、在学生一同祈っております。

   本学としては今後とも、きめ細かい感染拡大防止策に努め、県や市、保健所との連携をこれまで以上に密にして、感染防止に対応する所存です。また3月末から続けている全学生と全教職員に毎日義務づけている健康調査を、さらに徹底して続けます。

 なお、これからの大学キャンパスでの対面授業の再開については、学生等からの要望等も含めて今後慎重に検討を行いますが、当面はすべて遠隔授業とするように計画しています。

 以上のような事情ですので、引き続き本学の教育活動にご理解とご協力をたまわりますよう、よろしくお願いいたします。

 

                               令和2年7月25日

                               福山大学 学長 松田文子