令和2年5月7日以降の遠隔授業等について

令和2(2020)年 5月 1日

 

 学 生 各 位

 

福 山 大 学  

 

 福山大学においては、新型コロナウィルス感染症の影響拡大を懸念し、令和2年4月3日付で令和2年度前期授業の開始時期を、5月7日(木)に延期する旨お知らせしていたところです。そしてこの間、大学では対面授業に代わる遠隔授業のための教材等の準備、遠隔授業のための回線の確保、必要機器類の整備充実等を行ってきました。

 一方、総理大臣官邸によると令和2年4月30日の安倍総理の会見内容として、「5月6日までの緊急事態宣言、その後の対応につきましては、専門家の皆様に様々なデータについて見極めていただき、最終的に判断していくことになります」「5月7日から、かつての日常に戻ることは困難と考えます。ある程度の持久戦は、覚悟しなければならない。率直に、そう申し上げなければならないと思います。」「延長の期間がどの程度になるのか、ということにつきましては、これは専門家の皆様にお話を伺いたいと考えています。」との発表がなされております。

 このため、5月6日までとされていた、政府による「緊急事態宣言」の期間が延長されることも考えられます。そうなった場合、大学としては、従前からの「緊急事態宣言」に対応した措置(学生の登校抑制等の臨時休業による感染予防対策)を継続することとしております。一方、大学の授業等については、すでにお伝えしている「オンライン教材等を用いた遠隔授業の開始についてのご連絡」により対応いたしますので、学生各位においても5月7日からの遠隔授業に備えておかれるようお願いいたします。

 本学としては今後とも、学生各位の「学び」を遅滞させることなく、修業年限での卒業を可能とするため、夏季等の休業期間中における授業の実施、より効果的な授業実施のための工夫、実験・実習等の可能な範囲での延期、代替等の緊急措置への取組みを行います。このような緊急措置を行う場合であっても、卒業認定や単位認定の際に求められる、授業や学修の質を確保し、通常の授業と遜色のない教育効果を目指し、施設設備の維持も図りつつ出来得る限りの努力・工夫を払って参ります。

 なお、学生各位においては、引き続き一人の無防備な行動が感染拡大の危険を高めることを、一人ひとり自覚していただき、本学の示す注意事項、公的機関から公表される感染予防対策を遵守するよう願います。

 また、今後の状況の変化に応じて、新たな変更も想定されますので、引き続き本学の発信情報に留意してください。

以上