【学長からのメッセージ】福山大学の学生・院生の皆さんへ(3)

 学生、院生の皆さん、元気に過ごしていますか。

 新型コロナウイルス感染症の拡大に鈍化の兆しが見えてきましたが、油断大敵! ここが辛抱のしどころです! 政府も、ゴールデンウィークに行楽地に行かないように、自宅で過ごすようにと、国民に強く要請しています。福山大学の危機対策本部からも「ゴールデンウィーク期間の過ごし方:接触機会を減らすポイント」を4月27日に皆さんに送りました。しっかり守って、一日も早く新型コロナウイルス感染症を終息に向かわせましょう。私たちの行動に懸かっています。

 今教職員は、5月7日からの遠隔授業の準備に追われています。そのために大学の機器類の整備も進めています。授業を受ける側の皆さんの準備のために、学校法人福山大学は学生の皆さんに奨学支援給付金を一人5万円給付(これはゼルコバでは知らせていません)することとしました(5月末を目途に給付)。政府も国民一人ひとりに10万円の特別定額給付金を給付します。これらを、当面の生活の維持と遠隔授業の円滑な受講のために、しっかり生かしましょう。

 これらのことはゼルコバで各人に通知が行っていますね。大学ホームページのトップの「お知らせ」にも載っていますから、こちらも時々チェックしましょう。

 さて、このような状況下で、大学キャンパスでの対面式授業開始がいつになるか、まだ予測がつきません。現在帰省して遠方の自宅等にいる学生・院生の皆さんは、しばらく、そのままそこにいて移動しないでください。キャンパスでの授業開始に先立つ2週間前までには、その通知を発信しますので、今はとにかく移動しない、外出は最小限にすることを厳守! そして、毎日の「臨時休業中の健康管理と行動調査票」への記入と送信も忘れないように。これがキャンパスでの授業開始の重要な参考資料となります。

 それでは、自分のため、他の人のため、社会全体のため、そして1日も早い大学キャンパスでの授業開始のために、ゴールデンウィーク中も、“Stay Home!”

 

令和2年4月28日

学長 松田 文子