中国の重点大学である河北大学と学術教育交流協定を締結!

2016年8月9日、中国の河北大学と学術教育交流協定を締結しました。

  河北大学は、1921年にフランスのイエズス会士が天津で創設した天津工商学院を起源とし、その後、校名の変更を重ねて、1960年に現在の河北大学となり、1970年に天津から河北省の保定市へ移転した中国重点大学です。

  現在では六つのキャンパスと30の独立学院が設けられており、160ヘクタールの敷地に哲学、経済学、法学、教育学、文学、歴史学、理学、工学、農学、医学、経営管理学および芸術学の計12分野、94の専攻を持ち、7万人余りの学生が在学しています。また、大学には河北省の唯一の大学出版局である河北大学出版社をはじめ、河北省の最も優れた病院である河北大学附属病院や、国家1、2級の文化財をも収蔵している全国の大学の中でも最高水準にある博物館を所有しています。

  ちなみに北京と天津を囲む河北省は中華民族の発祥の地のひとつであり、春秋戦国時代から群雄が割拠を繰り広げる地域でもあります。また、大学所在地の保定市は、清の時代に直隷総督府の置かれた町であり、あの清国全権大臣として日本と下関条約を調印した李鴻章が長年直隷総督を務める清政府の最も重要な門戸としても有名です。歴史に触れ合うのはもちろん、多くの専門分野をもつ河北大学との様々な教育研究交流ができることが期待できます。

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